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タオの魔法使い

こんにちは!魔タリカ 741歳 、魂のR指定です!
爽やかなお天気の新潟県苗場で、5日間のチネイザン1のベーシックコースを終えました。やっぱり夏はみんな、子供たちと一緒に40日間の夏休みをとるべきです。リモートワークも可能だってわかったし、都市部のヒートアップも、地方の経済を回すのにも合理的だと思いませんか。
コロナの提案を受け入れよう!

さて、チネイザンはタイ発だと思っている人たちも大勢いらっしゃるようですが、チネイザン(気内臓)は、まだ中国が中国になる前の、中国南部の雲南や四川あたりの発祥ではないかと言われています。だれも知らないくらいに古いのですが、中国になってからは戦士や軍師の気力、疲労回復、判断力を高めるためにも用いられて来ました。


経絡やツボに触れる手技療法は、北方の皇帝たちのエリアで盛んに行われ、
チネイザンのような直接お腹に触れる手技は、南のオープンなエリアで継承されてきました。元々一子相伝だった秘儀をマスター・チアが、師匠の許可を得て世界に向かってオープンにしてくださって50年が経ちました。これもまた、「秘密のベールが剥がされる」水瓶座時代の幕開けにふさわしい出来事です。カバラやオーラソーマ、ダライラマの亡命、アマゾンのメディスンもみんな、隠されてきた秘密のベールが剥がされて、誰でもアクセスできるようになったんですね。

個人的には、チネイザンはチベットあたりともつながりがあるのかもしれないと思っています。チベット仏教は、仏教伝来以前にあったボン教のシャーマニズムと融合して今の形があります。タオも同じように、中国南部の仙道(仙人になるための修行、シャーマニズム)と、老子の教えである道教が融合して今の形になったのです。エリア的にも近いですよね!

そして、現代人はインターネットを通じて、世界の隅々と情報のやりとりをして、機械やコンピューターの性能を発達させるほどに、一瞬で膨大な情報を受け取れます。わからないことがあれば、なんでもGoogle先生が教えてくれて、友達や恋人まで探してくれて、すごいですよね!

古代では意識や精神を発達させることで、情報のやり取りをしていたのだと思います。人間の体が受信機であり、送信機なので、身体の性能を発達させることが情報の質を左右させる鍵で、古代のテクノロジーでした。

まぁ、コンピューターがどれほど発達したとしても、今のところそれを使うのは人間なので、人の意識や性能を上げなければ本当に欲しいものや情報に到達することは不可能です。

本来チネイザンはただのリラクゼーションではなく、身体を整えることで、人間性の向上を目指していくための方法です。なので、チネイザンのプラクティショナーは、気功や瞑想を通して、意識のレベルを上げていこうとする道士(タオイスト)でなければ、ただの腸揉みさんです。

そんな今年もまた、本物を探求するプラクティショナーを輩出できたことに、大きな喜びを噛み締めています。

そして、タオでは量子的な意識の跳躍を目指して、生命の源である「性」をプラクティスします。セックスのHow toや、愛されるための手技を学ぶのではなく、これもやっぱり人間性の向上のためのものです。

セックスは、嘘偽りのないその人の人格、欲望の質、闇と光、全てが現れる場所です。そうやって、ますます命の根源に近づいていくというわけです。

だからと言って、ものすごい難しいプラクティスばかりじゃありません。私の一番のお気に入りは、キッチンでお湯が沸くのを待つ間、シンクのヘリにつかまってスクワットすることです。コツは、脚や膝を使わずに、骨盤底筋を使うことです。そうやって、骨盤底筋にエネルギーを充填する感覚をつかんだら、明日からあなたもタオの魔法使いとしての第一歩を踏み出したってことです!

ようこそ、タオの世界へ。

Love♡

Tarika

2022/8/12 発行メルマガより


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