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マインドを洗濯しよう!

こんにちは!魔タリカ 753歳 、魂のR指定、もうすぐ大幅に年齢を
更新する予定です。歳をとるってことについて、最近ぐっと実感を伴って
向き合っています。どうやってこの先面白おかしく、ほどほどな感じで
生きて行くかなぁ、とかね。
苦手なことにはどれくらい向き合うべきか、どれくらいやらないべきか。
その選択は、どのくらい「欲」を、良くも悪くも落とせるかにかかっているような気がします。

最近はずっと準備を続けてきたワークの告知を一つずつ、亀の歩みで
お知らせしています。不器用なので、スマートにささっというわけに
いかず、スタッフチームと共にコツコツと取り組んでいます。

そしてついに、遅まきながら、大事すぎて未完のままになっていた
プロジェクトまで辿り着きました!
「リナの冒険・わたしのからだだいすき」の読書会の開催です。
一つのワークをシェアするとき、お知らせを書くときなどなど、
同時に調べ物だの勉強だのと、けっこう時間がかかります。
これが面白くなってくると、あれは?これはどうなってる?と、
延々と続くんですが、その度に意識は異世界に飛んでいくのでw
帰ってくるにも多少の時間がかかる上に、頭の中に渦巻くものの言語化、
訳出にも同じくらい時間がかかる!亀ですわw

絵本の世界観に入っていくときはいつも、シンプルな言葉と
すてきなイラストの、この絶妙なバランスの向こう側にある膨大な
情報量に圧倒されます。
絵本好きの方は、こういうのが日常的なんでしょうか。すごいな〜。
さて、これをどうやって言語化したらいいのか、がいつも足止め
ポイントになってしまいます。

この子供向けに描かれた女性器(特に外陰部)についての本は、
日本の教育関係者はまったく扱うことができません。
内心ではどれほど”それが必要だ、新しい視点も必要だ”と思っていたと
しても、その思いが日の目を見ることはないのが日本の現実です。
この事実に、落ち込んだり諦めたり、ため息と共にだいぶ格闘しました。
二度ほど「学校の講演会で」というお声がかかりましたが、二度とも
ご辞退を受けました。その度、地に落ちた自尊心とやる気を救出に
向かわねばなりません!

日本では(おそらく西洋世界でも)女性器を、外陰部をどう呼ぶのが
いいのか、人前で口にしていいのかどうか、困惑のもとです。
お医者さんですら外陰部を「ヴァギナ」と呼ぶそうです。
ヴァギナは膣のことで、外陰部ではないというのは皆さん承知の上....。
なんだかまるで、ハリーポッターに出てくる「名前を呼べないあの人」
「例のあの人」のようじゃないですか。
その名を呼ぶと、人々を恐怖とパニックに陥れ、死に直結する!
相当極悪な魔法使いと外陰部の扱いは、一緒なんです。

作者チームの「言葉は現実を創造する」というフレーズが何度も
思い起こされます。ポジティブワードならOK、ネガティブワードは
口にしない!というのは昨今の流行りですが、
外陰部はネガティブワードでしょうか?

特に女性は、女性器の名前を呼べません。
そこ、あそこ、あれ、など、どんな名であれ、その名前を呼ぼうとすると
思い出したくない、感じたくないような記憶が一緒に浮上するからです。
私たち人間が生まれてきた故郷、神聖な地球への門、生命が湧き起こる
神秘の場所で、全ての女性がカラダに持っているものなのに、
鼻や口、耳とはまったく次元の違う扱いを受けて、名前すらまともに
呼ばれることがないなんて、悲しいことです。

もし少しでも、自分の中に外陰部に対する抵抗感を見つけたなら、
その中には自分の生命、存在自体に対する罪悪感も詰まっているかも
しれません。
そうだとすれば、その罪悪感は隠れた地図となって私たちの
人生の行方すら決めているのかもしれません。

外陰部や膣に触れたことのない人もたくさんいます。
では、誰なら触れても良いのでしょうか?
パートナーが自分にまったく触れない、セックスレスだという時、
喜びは他者から与えてもらうもので、自分で作り出したり
感じたりすることには価値がない、はしたないことなんでしょうか?
喜びに善悪、価値、無価値というレッテルを貼るというのは、
いったいどこからやってきた価値観なんでしょう?
ここには完全んいマインドの混乱と困惑があります。

女性器に向き合うと、そこには多くの学びや気づきがあって、
即座に魂の成長につながっていきます。
男性もたちもきっと、心の中に共感や慈悲のスペースが広がるに
違いありません。
1つ気づきを得るたびに、魂の叡智となって自分の中に蓄積されていきます。やがてそれは、生命への絶大な信頼となって、娘や息子たちに伝えていける「生きる知恵」になるのだと思います。

だからね、性教育は子供のためのものじゃなくて、私たち大人のためのものです。まずは私たち大人が、汚れたマインドを洗濯して、こびりついた
シミを落とすことが先決なんです。
子供たちともっと深いコミュニケーションを取りたいと思ったら、
まずは自分自身から始めよう、ってことですね。

そんなことで、やっとこの素敵な絵本「リナのぼうけん・わたしのからだだいすき」の読書会をやってみようと思います。
これをどんどん進化させるために、あなたのご意見やご参加を
心よりお待ちしております。

Love♡

Tarika

2023 / 5月27日発行メルマガより








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