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【第47回】お金か人生か。FIREムーブメントのきっかけを作った1冊。

こんにちは。副業サラリーマン兼投資家のたらしです。

今回は、お金のことを本気で学ぼうと考えるあなたに1冊の本を紹介します。

それが、こちら!

この本がFIREムーブメントのきっかけを作った一冊と言われています。

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立」と「早期リタイア」を意味する言葉です。

正直結構なボリュームなので、活字が苦手な人は結構苦労するかもしれません。

しかし、そんな一冊を今回は大切なポイントだけまとめますので、ぜひ最後まで読んでいただき自分のものにしてください。

今回の内容を読めば、あなたはお金の正体とそのお金をどう考え、どう向き合えばいいのかがわかります。

それではお金の授業スタートします。

①お金とはなにか?

まずこの質問をされたときに、あなたはなんと答えるでしょうか?

こちらで紹介されている定義は、『お金=生命エネルギー』という表現で紹介されています。

生命エネルギーを噛み砕いて説明すれば、「あなたの時間」を差し出して、その対価としてお金と交換しているということです。

会社員などはわかりやすいですよね。あなたは時間を使って会社の利益になる仕事をしてお金をもらいます。

果たしてあなたは生命エネルギーをどれだけ差し出していますか?

真の時給を考える

あなたは年収1000万円かもしれません。もしくは500万円かもしれません。しかし、このもらった額とは別に「真の時給」を知ることが大切です。

あなたの真の時給は思った以上に安いかも

例えば、あなたが今の仕事をする上で必要な支出を考えてみてください。通勤が必要な人は、ガソリン代が必要かもしれません。またスーツを買うお金が必要かもしれません。仕事のストレスを回復させるために出費したお金。仕事で疲れた身体のための医療費など働いていなければ発生しない支出を明確にしてみるとあなたの真の時給がわかります。

この「真の時給」を計算してみたら、思った以上に低いだった時給になったという人もいるのではないでしょうか?

②お金の使い方

十分な支出とは?

あなたは、お金を使うときに何を考えていますか?多くの人は特に深く考えずに購入を決めています。

でも、大切なのは「意識すること」です。

その意識で重要なのは、「自分の感情に集中すること」です。この購入するのは自分にとって本当に必要なものか。それとも誰かからの評価を気にしての支出なのか。最初は難しいかもしれませんが、少しずつ意識を集中することに慣れてくれば自然と支出は減っていきます。

大切なのは、外部の尺度ではなく、自分の内部の尺度を大切にすることです。

独自の収支表を作る

上記のように本当に自分にとって必要な支出かを理解するためには、自分が何にいくら使っているかを把握することが大切です。

これは前回も家計管理のところで紹介しましたね。

真の時給を理解し、自分の支出が本当に自分の生命エネルギーに見合う満足をくれるものかをしっかりと意識してお金を使う習慣がFIREへの道のりを短くしてくれます。

③人生の目的を見つける


・情熱が捧げられるもの
・自分が痛みを感じたことに取り組む
・目の前の課題に取り組む

あなたが経済的自立を達成すれば、上記で挙げたようなあなたが本気で大切に思うことに集中して取り組むことが可能になります。

生活費を稼ぐために生命エネルギーを使うのではなく、自分の価値基準で物事を決定できる環境は最高に幸せな状態とも言えます。

その経済的自立はどうやって達成するのか?

それは年間の必要な支出を割り出します。後は働かずして入ってくる配当金や家賃収入などが支出以上の収入を確保することができれば達成します。

この支出と配当金などの収入で成り立つポイントを「クロスオーバーポイント」と言います。

そのクロスオーバーポイントを理解する上で、知っておく必要があるのが「4%ルール」ですね。

4%ルールを簡単に説明すると、株式の平均リターンを年率7%程度と考え、税金やインフレ率などを考慮してマイナス3%と考えれば、毎年4%ごとに資産を取り崩せばお金が減らないという考え方ですね。

つまりあなたの年間支出が400万円だとすれば、金融資産1億円を達成すれば働かなくても配当金や分配金で生活が成り立つ計算となります。

「いや一億円は流石に自分に難しい。」と考えたかもしれませんが、本当にそうでしょうか?

下記は金融庁のシミュレーターを使って計算した図です。条件は毎月20万円(年間240万円)を20年間年率7%で運用した場合の図です。

これをみると20年で1億円を突破します。

月20万円 年率7% インデックス投資などを想定

まさに複利のパワーですね。

「月20万円なんて考えられない。」という声が聞こえてきそうです。

本当にそうですか?

突発的な支出に備えて収入の半年分を預金で取った後に、全てを投資に回すことを考えてみてください。

あなたはこれまで書いてきた内容を実践すれば支出が減っているはずです。

「本当にブランド品に何十万円もかける必要がありますか?」

夫婦それぞれで年間120万円ずつですよ。ぜひこれまでお届けした内容を振り返り学んで挑戦してみてください。

お金の増やし方は、投資や債権、不動産投資など紹介されていましたが、一番わかりやすくて手間もかからないのは間違いなく「インデックス投資」です。

あの有名な投資家ウォーレンバフェットも以下のような言葉を残しています。

コストの安いインデックスファンドは大多数の投資家にとって最も賢明な株式投資のやり方です。例えば、定期的にインデックスファンドに投資するだけで、何も知らない投資家が投資のプロの大多数を出し抜くことができます。

ウォーレンバフェットの言葉

インデックス投資についても、これまで記事を書いておりますので参考にしてください。


まとめ

今回は、一冊の本を紹介しました。いかがだったでしょうか?

・お金とはないか?
「お金=生命エネルギー」
真の時給を考えることで、支出は大きく下げられる。

・お金の使い方
生命エネルギーに見合う満足を得られるかを考えながら消費をすることが重要なポイント。

・独自の収支表を作り、クロスオーバーポイントを明確にして資産構築を考える。
・経済的な自立を達成し、自分の人生の目的を見つけて楽しい人生を送る

以上のような内容でお届けしました。ぜひ実践に移して充実した大人の生活を楽しみましょう。

それでは、今後も大人が楽しめる人生を送るために必要な「お金」「健康」「人間関係」「投資」についての情報を発信していきますね。

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それではまたお会いしましょう!

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