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【面接対策】#1 見た目編

私は外資系コンサルティング会社で働く現役のサラリーマンです。
転職活動も経験しており、面接は得意な方です。
面接対策について色々と記事を書いていこうと思いますが、まず第一段として見た目編です。
なぜこれを最初に持ってきたかというと、最も即効性のあるテクニックであり、意外と重要だからです。

メラビアンの法則をご存知でしょうか?

人は話す内容よりも、それ以外の情報に影響を受けるという法則です。
視覚情報(見た目、しぐさ)が約6割、聴覚情報(声の大きさ、抑揚等)が約3割、言語情報(話の内容)が約1割、だそうです。

つまり、見た目が約6割も影響を与えるということです。
逆に言えば、どんなに良い内容を話しても、見た目が悪いとかなり損をしてしまうということです。

この法則は異性にモテるためにも使えます(笑)
異性にモテる人は、それだけ魅力があるので面接官にも好印象でしょう。
面接官は、一緒に働きたいかどうかという判断基準もありますから。

じゃあ、イケメンや美女の勝ちですね、と思われたでしょうか?
そうです。概ね正しいです。
彼、彼女たちは容姿という才能に恵まれているのでそれだけで有利です。

ただ、容姿は好みもありますし、大多数の人がフツメンだと思うので、
ここでお伝えしたいのは、少なくとも人に嫌われない見た目をコーディネートする方法です。

そして、非常に申し訳ないですが、私は男です。
男のノウハウしか持ち合わせてません。
なので男性向けに書きます。女性の方は一部だけ参考にしてください。

男性諸君は、清潔感のある男を目指しましょう。

目次は、一応リモート面接向けに重要な順番で並べました。

1. 顔

①表情筋を鍛える
表情筋を鍛えると、顔が締ってくる。表情豊かな人はとても好印象になる。
鏡の前で笑顔をつくってみたり、口を大きく開けて、あいうえおと言ってみるなど、鍛え方は様々。

私のお勧めは、口の中でベロをグルグル回す体操だ。通称舌トレ
結構キツイ。
ちなみに唾液が多く出て口内環境も清潔になるという副次効果もある。

②スキンケアを怠らない
昨今、スキンケアは女性だけのものではない。
メンズ用のスキンケア製品を各化粧品メーカーが充実させている。
男性も肌が綺麗だと清潔感がある。

私は、風呂上がりと髭剃りの後に、化粧水による保湿、そして乳液によるコーティングをかかさない。とにかくお肌に乾燥は大敵。

③(お好みで)日焼けをしておく
これはオプション。好みにもよる。
日焼けしていると、顔が締ってみえるし、健康的なスポーツマンを演出できる。自分をどう魅せたいか次第。
日サロはちょっと露骨なので、外で日向ぼっこしよう。

2. 髪型

①短髪・黒髪をキープする
これは常識的に考えれば分かるかなと。
ポイントは耳周りこめかみをスッキリさせよう。


②ジェルタイプの整髪料を使う
個人の好みによるが、私はこれが無難だと思う。
風呂上がりの渇きかけくらいのウェット感が良い。
毛束感が清潔感ときっちり感を演出してくれる。
ジェルタイプの整髪料はそれを再現できる。
ポイントはハチが膨らまないように抑えること、そしてオデコを出すこと。

③自分に合うスタイリストを見つける
これは結構ハードル高いと思うが、頭の形や髪質は人それぞれなので、
①②で挙げたノウハウには微調整が必要。
従って、自分のことを良く知る良い美容師・理容師さんと出会うことは人生を豊かにすると思う。
ちなみに私は、いつも表参道で有名な方に頼んでいる。
予約や悩み相談はLINEで気軽に対応してくれる関係だ。

3. 体

①筋トレをする
なにもマッチョになれ、ということではない。
筋トレをやる狙いは以下だ。

・継続して努力している人は顔つきが変わる
  ⇒ 週2日くらいで良いからとにかく三か月継続してみてほしい。
・体が締まって見える
  ⇒ 筋トレをルーティンにすると常に筋肉が張った状態になる。
・やる気、闘争心が湧く
  ⇒ 筋トレをするとテストステロンというホルモンが多く分泌される
   このホルモンは、やる気、闘争心に影響するらしい。
   余談だが禁欲もセットで行えばよりテストステロンの量が多くなる。


②タンパク質をとる
筋トレをやるからには、タンパク質をとろう。目安は自分の体重/1000。
例えば、体重70Kgの人は一日に70gはとろう。
ポイントは3~5回くらいに分けてとること。インターバルは3,4時間。
そして、起床後はタンパク質が枯渇しているので筋肉を分解してしまうため、朝食と一緒に摂取したい。
サラダチキンとプロテインはお友達。


③人の話は胸で聞く
これは、姿勢について。
人の話を聞くときって両手はどうしてる?
意識しないと、腕を組んだり、肘を机に置いたりしていないだろうか?
ある有名なアナウンサーが意識していることだが、話を胸で受け止めるように意識すると、相手にとって以下の印象を与えられるそうだ。

・自然とやや胸が張るので、背筋が伸びる
 ⇒ 自信がありそう
・腕組みなどで自然と相手と自分の間に物理的な壁を作らない
 ⇒ 話を聞いてくれそう、受容力ありそう

4. ファッション(スーツ、靴)

①スーツは生地とサイズ感を重視
リモート面接は私服でもOKのところもあるそうだが、
まだまだスーツの出番もありそうなので私なりのポイントを紹介する。
とにかくスーツの着こなしがダサいと単純に仕事ができそうに見えない。

前提として、スーツの値段はピンキリなので、ここではなるべくコストをかけずに、それなりに見えることを目標とする。

・生地にカネをかけるべき。ウール100%が良い。ポリエステル配合は、どうしても安っぽく見えてしまう。色は、紺かグレーにしておけば間違いない。

・サイズ感にもカネをかけるべき。サイズが合っていないとどんなに高級なものでもダサい。

上記二点にはコストをかけるべきであると思う。
なお、最近は、生地を選んでサイズを自在に調整できる、
いわゆるオーダーメイドが非常に安くなった。
立派なブランド生地でも一着5万くらいでつくれるところもあるだろう。
私も既製品ではなかなかサイズが合わないので、オーダーメイドだ。


②ワイドカラーの白シャツ&ソリッドタイ
ワイシャツも色やデザインが多種多様でセンスが問われる。
だが、清潔感という観点で最も無難な選択は、白の無地だ。
どんなスーツ、ネクタイにも合うので、毎回悩む必要がない。

カラーはワイドかセミワイド&普通幅のネクタイがバランス良い。
細ネクタイは一時期流行ったが、今はあまりみない。
男らしさや威厳を演出するのであれば細ネクタイは向かない。
また、たまにボタンダウンにネクタイを締めてる人がいるが、
あれは上級者向けなのでおすすめしない。
基本的にボタンダウンは、夏場のノーネクタイだ。

そして、ネクタイのデザインだが、無難にソリッドが良い。
無地で上品な光沢のあるものだ。
色は店員さんに相談すべきだが、スーツが王道の紺色なら、
青系のソリッドタイが良いと思う。いわゆるグラデーションだ。

③革靴はストレートチップ
革靴は安物でもきっちり手入れすれば良い。
ベルトの色は靴の色に合わせるのが基本。

また、デザインは、ストレートチップ&内羽根が最も無難で
ビジネスマン向けだと思う。
※靴について網羅的な解説は長くなるので興味のある方は調べてほしい。

5. その他(匂い、歯、爪)

①口臭、体臭のケア
リモートなら関係ないが、基本的なエチケットができてる人は清潔だ。
消臭も大切だが、食べ物に気を付けることも重要。


②真っ白な歯
リモートの画質だと汚れは目立たないかもしれない。
歯磨きが上手くない、早い人は、電動歯ブラシを使って欲しい。
私も電動歯ブラシをずっと愛用しているが、歯科衛生士さんからも良く磨けているようです、と言われる。
そして、3、4か月に1回は歯科検診&お掃除に行くこと。


③爪のケア
これもリモートだとほぼ関係ない。
ただ、対面で話すときは、意外と手に目が行く。
手を使ってボディランゲージもするし。
ふと視線が指先に触れたとき、爪が伸びていたら、清潔感は感じなくなる。

以上が清潔感を演出するための概要です。
それぞれ、もっと詳細な説明もできますが、
まずはどれだけ基本を抑えられているかチェックしてみてください。

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