見出し画像

僕たちNo-No-No


1985年12月15日に発売された4枚目のアルバムです。

C-C-Bは12月15日にアルバムリリースが3枚あります💦

今回は1985年。

当時、本当によく聴きました。

ジャケ写も大好きで、
特に英樹さんのまっすぐにこちらを見る目線が好きでした。


シングル「空想Kiss」とほぼ同じですが‥

8曲中、両御大の曲が4曲、メンバーの作品が4曲。
あの超多忙な中、ミュージシャンとしてのメンバーの意地が見えます。

「僕たちNo-No-No」というタイトルも、
もう忙しくて、大変だよ!という、当時の彼らの心の叫びが
そのままタイトルになったような感じですよね。


今回も取り上げる曲は3曲。
本当は、全曲にレビューを書きたいくらいです。

噂のカタカナ・ボーイ
作詞:関口誠人 作曲:関口誠人 編曲:C-C-B

80年代バブルの中、おしゃれでモテると言われたカタカナの職業。
そんな人たちをシニカルな視線で描いた、
関口さんのセンスが光る曲だと思います。

当時はレコードで聴いていたので、この曲がB面の1曲目でした。
A面はポップでスイートな曲のラインナップですが、
B面はガラッと変わり、
緊張感のあるキーボードのイントロからスタートするので、
ドキドキしたのを覚えています。


アニメのようなA.B.C
作詞:関口誠人 作曲:米川英之 編曲:船山基紀・C-C-B

米川さんの曲が初採用された楽曲です。
「噂のカタカナ・ボーイ」の次の曲ですが、
ギターチームの作品らしく、
前の曲の終わりから、この曲のイントロまで
米川さんのギターが唸りまくっています。
ボーカルは英樹さんと笠くん。
この緊張感のある詞に則した、ボーカルがたまらないです。


そして、この2曲のつなぎ方が最高。
何度聞いても、かっこいい!と思ってしまう。


ジェラシー
作詞:渡辺英樹 作曲:渡辺英樹 編曲:大谷和夫・C-C-B

A面のラスト。
とても幸せな気持ちになる曲です。
こんなふうに誰かに想われたら素敵だろうなぁと、
中学生の私は思ったものです。
楽曲に包まれるような感じがします。

なんとなく耳コピして、ピアノでよく弾いた曲でもあります。
今も弾けるかな?

C-C-Bは出てこないですが、綺麗な音色なので。



やっぱり、おまけ。

Here Comes The C-C-B
作詞:松本隆 作曲:筒美京平 編曲:大谷和夫・C-C-B

アルバムの一曲目選手権があるとしたら、間違いなく第1位。

オープニングのコーラスが「さあ、始まるよ!」という感じが大好き。
ポップなサウンドと、clever clean boys とか crazy climax boys という歌詞も楽しくて。
まるで当時のC-C-Bを自己紹介するような楽曲。


1985年の初めにC-C-Bはブレイクしました。

そんな中、シングル4枚、アルバム2枚。
ツアーにテレビ、ラジオに大忙しだったはず。

でも、このクオリティのアルバムを出せたのは、
偉大な作家陣やスタッフたちのおかげだけでは無く、
メンバーの
「自分たちはアイドルじゃなくて、ミュージシャンだ!」という
モチベーションがそうさせたのだと思うのです。

中学生の私はそこまで深くは考えていなかったけど、
大人になって、改めて完成度の高さに気づきました。


モノクロがカッコいい!






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?