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Tempalay×Kroiのライブで遭遇したダンシングアメリカンニキ


Tempalay×Kroiライブ

なんて素晴らしい文字列。
最高でしかない。



ということで、8月16日に開催されたTempalayとKroiの対バンライブに母と行ってきた。




開演前のグッズ販売の時点で風来だったり
大東京万博だったり2組の曲が流れていて
Dokkan Dokkan ツイてる!!って感じで
ドラゴンボールOPになった心臓。🫀🐉



TempalayのフラッシュTシャツを着て前回の
ファイナルで買えなかった念願のドォォォン!!
タオルを肩にかけた私に必要なものはKroiの心の臓
鳴らすベースとTempalayの新しい音のみ。




そしてステージ左側が見える前から6列目くらいの
なんとも熱気溢れる場所にスタンバイし、
ステージ上のボンゴでKroiスタートに気付きドキドキ
しているとライブが始まった。

一緒にライブに行ける友達が居ない私の付き添いで
来た母に、始まりはJudenかな〜でも
shift commandって曲も良いんだよ〜とか
話していたら、まんま

1.Juden

2.shift command

が来て初っ端からテンションブチ上がりの私。



そんな私の目の前に奴は現れた。


開演前から日本人かと思ったら英語話してる男性
3人組いるな〜英語圏の人も聴きにくるTempalayとKroi凄いな〜とか思っていたうちの1人が、Judenで
幕開けしたKroiステージが始まった途端、
2人分のスペースを使い頭でリズムをとり腕を振り
飛び跳ねノリ始めた。


凄くハイテンションでこんな風に乗っているやつは
他にも居ると思う。
此奴の凄いところは

着地点がブレることなく30cmくらいの

ジャンプをずっと続けていることである



デフォルトが2人分のスペースということもあるが、
真ん前だし足踏まれちゃうかな〜痛いのは
嫌だな〜とか
思っていた私は迷うことなく己のスペースに毎度
着地する彼に感心した。


それに、周りを見ても
サビだけ手を振る、サビだけ足を曲げリズムにノる
という人が多い中、奴はラップ中も間奏中もサビでも病める時も健やかなる時もすごい高さで
飛び続けている。


私は奴をダンシングアメリカンと名付けることにした。

ダンシングアメリカンは1.2曲目が終わったくらいで
もう汗だくだったが、それでも尚ジャンプし続け
ものすごい精度で一切のブレなく己のスペースに着地していた。その体力とライブを楽しむ精神は尊敬である。

多分縄跳びも上手い。



凄まじい盛り上がりをみせるライブ。


ホッピングを持たせたら誰も勝てない
であろうダンシングアメリカンニキ。


ダンシングアメリカンの汗が私に
飛び散る。最悪。


ここまで熱気を感じるライブは初めてで、途中から
はダンシングアメリカンニキのノリ方も含めて
ライブを楽しんだ。



そしてKroiステージ最後の曲になり、Fire Brainの
途中でボーカルの内田玲央が

「皆さんこれからも僕たちに着いてきて下さい」

的なことを言っている時に

当たり前だ〜‼️そうだーー‼️‼️ぎゃー‼️

と後ろで叫ぶお姉さん。

メッセージが終わり、
Burn such a brain.Burn such a brain…の繰り返しになったところでライブは最高潮に達し、


さっきのお姉さんがレッドブルを片手にジャンプしながら、ものすごい勢いで人を押し退け前に進んでいく。それはまさにモーセの海割りの様だった。


ぎゃーぎゃー叫びながら進んでいく   モーセの海割りネキ。

  
頭をぶん回しすぎて遂によろけて私に  のしかかるダンシングアメリカン。

アメリカンニキの汗が私の腕につく。最悪。



こうしてダンシングアメリカンニキはおよそ50分間ノンストップで飛び続け、
Kroiステージは幕を下ろした。  




次のTempalayステージに向けてステージの配置替えが始まりお客さん達もザワザワし始めると、
さっきのモーセの海割りネキは真顔で自分の持ち場に戻っていった。

なんか大人って感じ。


待ち時間の間人混みから抜けていく人たちを通したりしているとダンシングアメリカン達と横並びに
なった。他の2人は涼しい顔をしているのに、
ダンシングアメリカンニキだけプール上がりの様に
びしゃびしゃである。




しばらくして、Tempalayステージが幕を上げた。

重低音が響き、特徴的なメロディが流れ脱衣麻雀
だと分かりテンションブチ上げ。


ふと、斜め後ろ辺りのダンシングアメリカンに
目をやる。

コンテンポラリーもいけるんだ、、、、


途中で曲調が変わったりピタッと止まったりする事
も多いTempalayだが、ダンシングアメリカンニキは
機敏に対応してみせた。

すごい。



その後、SONIC WAVE、ああ迷路、Booorn!!、
などやってほしかった曲を聴くことができ、
次はなんだろうと思っていると、

ブクブクブク…ブゥワィーン(水の音)
ポーン..ポーン..キューーーン⤵︎..ポーン

きたぁぁぁぁあ‼️‼️

聴きたいけど望み薄しだろうなぁと思っていた
深海よりのイントロが流れた。

生で聴く「深海より」は本当に海の中にいる様で
幻想的で素晴らしかった。
ありがとうTempalay。
今日までの日のことに思いを馳せました。




2回目のMCタイムが終わった後、Qが流れノリノリで聴いていると真後ろから聞き覚えのある

ぎゃー‼️

という声が聞こえる。なんと先程のモーセの海割りネキは私の真後ろに居たのである。

曲調に合わせたかけ声ではなく、己の叫びたい
ままにぎゃー‼️ぎゃー‼️と叫び声を
あげる海割りネキ。
ライブじゃなかったら事件である。


最後のそなちねの時には、


ラストに向かってぎゃーー‼️‼️に拍車が  かかり野生味溢れるワイルド海割りネキ、

VS

海割りネキに触発され叫ぶことを覚えた   コンテンポラリーダンシングアメリカンニキ


2者による頂上決戦が行われていた。


すごいライブ体験ができました。
ありがとうTempalay、Kroi、高木祥太さん、
OCHANさん





もうすぐ夏が終わってしまいます。

来年は受験でライブに行けることが難しくなりそうだけど素晴らしい2組の演奏を今年のうちに聴けて
本当に最高でした。


高校二年生の夏の大イベ、完。


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