【雑談】心を亡くしていたわたしが自分の人生をとりもどすまで
今日は自分語り回です。
ワーキングプアだった20代
新卒で入った会社を1年で辞めたわたしは、親元を離れていて、とにかく貧乏だった。
キッチンのない家だったので、食パンでお腹を満たしていた。
社会経験がほぼ皆無なわたしには、あまりにもスキルがなかった。
手に職をつけようと再就職した小さな会社は急成長し、わたしはがむしゃらに働いて、どんどん仕事を見つけて創り出していった。
でも手取りは10万円代前半。まさにワーキングプアだった。
働いても働いても、お金は増えなかった。
このままこの会社にいても、年収が上がるとは思えなくて、それなりに大きな会社に転職した。
年収は100万上がったけど、前職が低すぎたのでそれでも社内ではかなり低い方だった。
仕事も投資もあまりうまくいってなかったけど、必死に食らいついていた。
職場の外での勉強を始めたのもこのころだった。
5年目に新しいチームで新しい仕事に就いた。
これが天職だと思った。
年収も少しだけど上司が上げてくれて、めちゃめちゃ嬉しかった。
お金には困らなくなったけど、時間貧乏になった30代
仕事の専門知識や英語の勉強を続けながら、結婚、出産、子育てしながらのフルタイム勤務、昇進を経験した。
投資も全体的には順調な成績で、資産が増えていった。
副業でも年間数百万稼げるようになった。
年収もだいぶ上がり、20代前半のころの約3倍になった。
わたしはもうワーキングプアではないはずだった。
食パンでお腹を満たす必要もないし、おかずは1日1食だけと我慢する必要もない。
買いたいものはだいたい、買おうと思えば買えるようになった。
でも、今度は自ら時間貧乏になっていたのだ。
本業、通勤、子育て、家事、雑務に加え、英語の勉強、仕事の専門分野の勉強、副業…
朝、子どもが寝ている間に出社。
トイレに行く時間も惜しんで仕事をして、ランチ時間も勉強。
帰宅してからは料理、食事、片付け、雑務、お風呂、寝かしつけ…
まさに、「心を亡くして」忙しくしていた。
毎日、時間がまったく足りなかった。
この感覚、身に覚えがある。
これって、時間のワーキングプアじゃない?
そうか、ワーキングプアってお金だけじゃないんだ。
わたしの中に「わたしの人生、このままでいいのかな」という違和感が生まれた。
猫のように生きてみようと思った40代
でも、その違和感についてじっくり考える時間もなかった。
気づかないふりをしたまま走り続け、第二子を妊娠して、育休に入った。
当然のように、0歳児の4月に復帰するつもりだった。
出産後、不登校気味の娘に自信をつけてもらいたくてNFTを始めてみたら、ありがたいことに購入してくださる方がたくさんいた。
母のわたしも、ここでの活動がとても楽しくなった。
そしてLLAC(Live Like A Cat)という、「猫のように生きてみる」をテーマにしたコミュニティに入った。
自分のように無意識のうちに「わたしの人生、このままでいいのかな」と漠然と不安を感じている人がたくさんいた。
にゃうんだーのしゅうへいさんをはじめ、実際に「猫のように生きている」人もたくさんいた。
あぁ、わたしに必要なのは、時間だったんだ。
毎日心を亡くして生きるのは、もうやめよう。
自分が心地よい時間を最大化しよう。
人生に遅すぎるということはない。
わたしも、猫のように生きてみよう。
そう心に誓った。
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LLAC(Live Like A Cat)コミュニティについて
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
LLAC代表のしゅうへいさんのこのVoicyを聴いて、いてもたってもいられず、この記事を書いていました。
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