2024 J2 第13節 vs水戸 データレビュー
横浜FC 2-0 水戸
G:カプリーニ、岩武
連勝を狙いたい横浜FCと状態が少し上向きになってきた水戸との1戦。
試合開始直後は、水戸にペースを握られるも徐々に修正しペースを取り戻す。その中でいくつかの決定機を迎えるも水戸のGK春名の好セーブもあり無得点で折り返し。
後半に入ると、水戸のGKのキックが高橋の背中に当たりこぼれたボールをカプリーニが押し込み先制。さらに福森のコーナーキックを岩武が押し込み追加点と危なげない試合運びで完勝。ようやく連勝達成で、これを続けていきたい。
チャンスビルディングポイントを見ると、概ね横浜FCが優位の中で目を見張るのは水戸の"セーブ"のポイント。前半と後半に決定機をセーブされており、この結果は納得。このセーブがなければ更にワンサイドゲームとなっていただけに横浜FCとして苦しめられた印象。
攻撃面では、パス・クロス・ドリブル・シュートと全て上回っており、福森のパスやカプリーニのドリブル突破は大きな武器になっていた。(それが故にカプリーニの状態が心配なところ)
今節ではややメンバーを変えてきたが、それでも攻撃面では機能していたことは今後に向けて好材料。
今回の勝点3獲得で1試合平均勝点は1.85に。
長崎は引き分けで連勝ストップするも、清水とともに右肩上がりで、頭1つ抜けた存在に。一方で岡山は一時期の勢いを失いつつあり、今節で横浜FCと遂に順位逆転。
横浜FCは6位の仙台と勝点差4と少し差が広がったものの、大きな団子状態には変わりがない。今月は1戦1戦が引き続いて勝負となりそう。
直近5試合でも被ゴール期待値はリーグトップ。"堅守"がチームのアイデンティティとなりつつあり、そこに攻撃力(特に決めきる力)がついてくると
相当強いチームが完成しそう。1試合・2試合でガラッと変わることはないが、階段を一つずつ登っていきたいと思う。
最後に観客動員数の面では、今節はGWということもあり(実際に子供連れのファミリーも多く)ここ2節と比較して多かったものの、リーグ全体でみるとかなり寂しい結果に。
クラブとしても色々な努力をしっかりと見守り、応援していきたい!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?