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E-a/シリーズ-0/『風化』させないために。 「僕たちの國が穢されました。 "The day after, God bless us!" 」 悲報「福島大震災」を知って。

 はじめに。/2022年12月1日記。
 
2011年3月11日14時46分頃に発生したこの大地震とその後の大津波
そして、それらの天災によって引き起こされた「原子力発電所事故」から、もう12年と言う、暦がひと回りが過ぎました。
 しかし、その知らせを巴里で知った僕の衝撃とその後の心配と
それによって自覚し、学んだいろいろをもう一度、改めて考え直すためにもあの12年前の3月11日から書き綴ったいくつかの僕のブログ原稿を
今日から数日間、アーカイブとして再掲載します。

 これを読み返す僕のこゝろは
ただ、あの日の”衝撃”と”心配”と”危惧”
そして、日が経つにつれて、
”無知さ”と”憤り”に変わってゆきました。
 参考とさせていただいた、サイトやYUOTUBEの多くは
もう既に、削除されているものが多いでしょう。
 この事態も、認識していただきたい。
なぜ、削除されたかも読み込んでください。
文責/平川武治:

 巴里で知った僕の衝撃/初稿/2011年3月12日:
 『みなさん、大丈夫でしょうか? 

大変なことが起こりました。

遂に、来るべき事が来たと言う気持ちが何処かに

大丈夫でしょうか?
あなたの大切なみなさまがご無事でありますように。』

 僕はまだ巴里に居るのでこの災害からは幸い、免れましたが
大変、心配です。

どうか、
冷静沈着に、理性ある行動をなさって下さい。

特に、この様な時が来た、と言う実感とともに、
”原発”の併発事故がとても心配です。
このような場合、
メディアは何も真実の本意は報道しません。
呉々もご注意ください。

 こちらのメディアの報道でも気になる事は、
僕も心配する一番の”原発の併発事故”です。
これは人災です。
災害ではありません。
 日本のメディアは本当の事を何も言切っていません。
どうか、この報道にこゝろ惑わされず、ご充分にお気をつけ下さい。
 これが本当になれば、僕たちの國が、民族が無くなる迄の可能性が。
幾世代へもの悪影響が体内に、脳みそに残ります。
そこ迄の危機の可能性が今あるのです。
しかし、国家、報道は何も知らせていません。
 呉々も、ご自愛と博愛の限りを。

 日本の國体を持って今後のこの災害と事故が
より、最小限で収まりますように
最善の努力とともに、
神道関係者、仏教徒関係者、日本キリスト教関係者のみなさま、
どうか僕たちの國を、民族を救って下さいとこゝろして
みなさまがたもお祈りして下さい。
 『どうか、最悪の事態が起りませぬように、お見守りください。』
合掌。
相安相忘。

 追記/2022年12月08日記:
 まず、「どうか、この現実を風化させないでください。」
これは現実に起こった地震と津波という”自然災害”と
それによって引き起こされた”企業災害”です。
この”企業災害”としての「FUKUSHIMA」が今後の若い世代へどのような
影響が引き起こされるか?という視点を忘れないで、見届けてください。
 それが、この突然の自然災害の被害と企業災害の今後の被害という
”不幸”を共有してしまった私たちの忘れてはならないそして、成さなければならない”義務と責任”でしょう。
 すでに、12年が経過した現在のこの「企業災害」のその後は、
どのような人間性と倫理観によって、”補償と行為”が進展として、
「直接被害者たち」と「間接被害者たち」へ為されているのか?
「そして、決して、『風化』させないで、忘れないで、意識と出来る事が
あれば参加しましょう。」

 「FUKUSHIMA原発」における今回の企業災害にも、”根幹”があります。どのようにして、この悲劇が起こることを知りながら排除してゆく
”都合主義”的な近代資本主義の矛盾がここにも隠されています。
 この「企業の都合の根幹」をまず、知ってください。
「根幹」を隠蔽して、”表層”のバリエーションのみを論じるのが
「都合主義」の論法ですね。
 「中枢神経」を使ってください。「末梢神経」のみで騒がないこと。
 
 僕は、巴里で日本の友人からこの悲報を聞いた3月11日の衝撃は
忘れられません。
 これからの日本國の将来への「危惧感」は拡がるばかりです。
偶然でしょうが、先日、11月28日には「次世代原子力発電構想」が
発表されました。さて、、、、、
合掌。

文責/平川武治/2022年12月08日記。

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