7週の壁。心拍確認できず。
暗がりへ突入
前回から3日後、クリニック・ドゥ・ランジュ を7w2dに受診。ネット徘徊しまくり、7週で心拍確認できなかった人たちのあらゆる情報を調べた。
8週で胎芽が見えて、無事出産した人もいなくはない。でも、それはレアケース。芸能人になれる人とようなもの。
もともと睡眠に障害があるタイプではあるけれど、この日は全然寝られなかった。嫌な予感がしていた。
見えない、胎芽
いつも通り、血液検査後、内診。
胎嚢の中に、胎芽は見えたような気がしたけれど、ランジュ の院長からは、前回と同じ
「胎芽も心拍も見えないですね」という発言だけ。
その後、診察室で、
「残念ながら、心拍確認できませんでした。
稽留流産ということになるので、なるべく早く手術を受けてください。
前回と同じ病院でいいですか?」
とたんたんと説明される。
(ランジュ では手術ができないので)
「もしかしたら、このあと心拍が見えるかもしれないですが、無事に育つ可能性は非常に低いので、処置に進んでください」。
いつもよりは若干申し訳なさそうな顔つきのような気がしたけれど、労る様子は一切ゼロ。
こういうところ、改善したほうがいいのでは?
だって、30万円以上の買い物して、それに欠陥が見つかったら、お店の人は心からお詫びするでしょう?
まあ、でも、安定のランジュ スタイルではある。
こちらも、前回同様、新宿レディスクリニックの名前を告げて、紹介状の手配を依頼。
その際に、答えはわかっていたけれど、
「2回連続で稽留流産になりました。こちらは、絨毛染色体の検査など、不育症の検査は行っていないのでしょうか?」と質問。
すると、
「やっていません。あなたの場合、胎芽が見えていないわけですから、不育症にも当たらないです。検査をする意味がない」
とのこと。
だったら、1か月程度続けてきた、ホルモン補充は何のために行ってたのよ?と思った。
妊娠継続のためだったのでは?
ランジュの院長と話しても不快になるだけだと知っているので、もう早く帰りたい、その一心。
流産手術までの気休めとして、プロゲデポーを筋肉注射。自然排出は猛烈に痛い、と聞いたことがあるので、何とかもってほしい、という気持ちに。
その後、ドライブに行くも、終始どんより。
帰宅後、何をする気にもなれず、ふて寝。
お風呂で少し泣く。
ああ、なんで期待してしまったのだろう。
自分の浅はかさが嫌になる。
そして、夜中に、突然悲しみが襲ってきて、大泣く。
旦那さんは、気づかず寝たままなのが、むしろありがたい。
でも、この時は、さらなる衝撃が待ち受けているとは、夢にも思わなかった。
(つづく)
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