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福島に行ってきた

10月の半ばにうっかり革靴で登山をしてしまいそこからまったく歩けなくなった。

自業自得といえば自業自得だけどしょうがないので療養に勤しんでいたら友人からのGotoFukushima(取材旅行)のお誘い。

福島は未踏の地なので、ノープラン、ほぼ友人にただただ同行するだけでいい(それほんとに取材になってる?大丈夫??)1泊2日の取材旅行へ。

1日目、諸橋近代美術館。

「ダリ好き?」
に諾と返したところ連れて行かれたなんとも風光明媚な美術館。

場所は福島県郡山市の近くなんだけど、『郡山 美術館』で検索しても出てこない穴場美術館。

とにかく美しい。
建物と周囲の景色の調和。
映えすぎる。

素敵ね。

館内ではセザンヌの小企画展が開催中。
ダリの作品は造形中心に陳列。

個人的にはベアトリーチェが印象的でずっと眺めてしまった

セザンヌは、作品はもちろん素敵。
それから今回の企画にあたって学芸員さんがピックアップしたであろう手紙が壁に掲示されてて、そっちのほうが心惹かれたり。(写真NGなので、サンプルの紙面もらった)

自然を円筒、球、円錐によって扱いなさい。
物や面の各側面がひとつの中心点に向かって集中するように
すべての遠近法の中に入れなさい。
水平線に並行する線は、広がりらつまり自然の一断面、
こう言ってよければ、全知全能にして永遠なる父なる神が
我々の眼前に繰り広げる光景の一断面を表現します。
この水平線に対して垂直の線は表面だけでなく奥行きをもったものとして現れます。
そのために、赤と黄で示される光の振動の中に、空気を感じさせるために
十分なだけの量に青系統の色を導入する必要があります。
1904年4月15日 セザンヌからエミール・ベルナール宛書簡

館内カフェのクリスマスツリーにもダリがいてかわいかったよ!

諸橋近代美術館は積雪する山中にあるので、12月からは休館期間に突入。
次に入れるようになるのは雪解けの季節になってから。


2日目、鶴ヶ城とさざえ堂

諸橋近代美術館では車椅子を借りることができたけど、鶴ヶ城はお城なので歩かざるを得ず無事に足が死亡。(3階通過したあたりで閲覧どころではなくなり先に下城)

さざえ堂は駐車場から見るだけでヤバイ階段だったので車待機で友人だけ登ってもらうことに。

…あれ、これほんとに取材になってる??
ほんとにほんとに大丈夫???笑

代わりに飯センサーが無事稼働して美味しいカツドゥンにはありつけたよ!


でもなんていうか、自然がすごいわ。
雄大。

広がる青空とそのグラデーション。
これに勝るものはないなあ、なんて。

番外編。

泊まった温泉宿の風情とお風呂上がりのコーヒー牛乳。


ちなみに個人的に一番テンションあがったのは2階建てのしまむらでした。


また行きたい!

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