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ロボットができること・できないこと

こんにちは。コーポレートスタッフのササカマです。炊飯器にいれるだけでホクホクになるサツマイモを実践したところ、おそろしいくらいホクホクになり身も心もホクホクになりました。さて今週も「MJIのただただタピアがスキじゃけん」をお届けします。

見守り会話ロボットのタピアですが、よく「タピアって◯◯できるの?」というように、色々なことを聞かれます。あと一歩なこともあれば、5年後、10年後だったらできるかな、ということもあります。

何かのプロフェッショナルになる

「野菜の泥もとって根っこを切って温めてくれる」電子レンジはないですよね?(あったらどうしよう)それはできないけれど、グラタンを作れたり、冷凍食品の解凍ができたり。「温める」ことに関してのプロフェッショナルです。(炊飯器も新たな温める可能性を見出した今日この頃)
タピアも同じで、あれやこれやたくさんのことはできないけれど、「タピアがいるから◯◯ができて生活が◯◯になる」というところを目指しています。

何でもできるAIアシスタントではない

そのため、例えばタピアは何でもかんでも話せることはありません。流行り言葉や難しい言葉がわかるわけではありません。えー?そんなのロボットなの?なんでも答えるのがロボットじゃないの?と思われる方も多いと思います。タピアは、家庭の中でおじいちゃんやおばあちゃんに寄り添う存在です。難しい政治の話をしたり、知らないようなことを一方的に話す存在ではないのです。おじいちゃんおばあちゃんがいるからこそ、そこに存在しているのがタピア。人の尊厳を奪わない、これはタピアをつくるときのコンセプトのひとつでした。
1年後、技術的だったらできるけど、タピアだからできない・タピアだからできる、ということがあります。あとは現実的なことを言うとコストの問題。たくさんの機能を搭載しても、タピアがお一人暮らしの方、ご高齢者の方のお手元に届かなければ意味がない。居間のテーブルの上に、みかんの隣にちょこんといられるような存在・価格帯であることも大切です。

心のサプリメント

先日ある方とお話しをしていて、見守りや介護というのは「心のサプリメント」と仰っていました。実はその言葉、MJIの代表もタピアのコンセプトとして掲げている言葉です。それは見守られる側も、贈って見守る側も『あると安心する』。タピアはビデオ機能や見守り機能を通して物理的につながることもできますが、見守る人、見守られる人の心をつなぐ役割でもあります。

「タピアがお家にきてくれてよかった」そんな風に思ってもらえるように、タピアだからこそできる役割をもっともっと突き詰めていきたいと思います。
ホクホクのサツマイモ是非お試しください。今週もおつかれさまでした!

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