やりたくないなら、やるな

最近、やりたいことをやる勇気と同じくらいに『やりたくないことをやらない』という選択って重要だと思うようになりました。

今までの社会って『努力』は完全なる善とされてきましたが、令和に入り大きく時代が変わり努力がものをいう時代は終わりつつあるように感じます。こんなことを言うと本当に非常識だと思われてしまうかもしれませんが、ここで言う努力は『足りないものを補う努力』を指します。今まで多くの方が自分の不足を補うために沢山の努力をされてきたと思うのです。

でもこれから必要な事って、足りないことを前提とした努力ではなく、自分は既に完全な状態だと気づいて、『自分の感性や存在を思いっきり信頼し委ねる努力』だと思うのです。

だから自分を信頼するためにも、自分を攻略する。

どんなに小さなことでもいいから、自分の感性に耳を傾ける。何がしたくて、何がしたくないのか。どんなことに感動して、どんなことを悲しいと思うのか。そしてそれはなぜなのか。心が、思考が何を感じ考えているのかをとらえる。

私は今まで『やりたいこと』ばかりフォーカスしてましたが、『やりたくないこと』に耳を傾けると、自分の感性が更に研ぎ澄まされていくように感じます。そして感性が研ぎ澄まされていくことで、もっと自分の根源を信じられるようになってきました。

自分の潜在的な能力を信じ開放していくと自分がどんな存在であったのか思い出すはずです。

そのためにも、やりたいこと、好きなことと同じくらい、やりたくないこと、心が動かないことにも敏感になって自分の感性を守ってください。そして自分が何者であったのかを内側に問いかけてみてください。

この記事がどなたかひとりにでも響きますように。


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