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2022年は注意しながら物事を進めていく年(壬寅)

明けましておめでとうございます🌅

一昨年昨年に続き、今年も干支ネタからいきます。

今年の干支

壬寅(みずのえとら・じんいん)です。


さて、

「今年の干支は何でしょう?」

という問いに

「寅年!」

と答えるのは、半分正解です。

・・・っていうくだりは昨年もやったので、今年は割愛します笑
(詳細は昨年の投稿で👇)


昨年(2021年)の干支の振り返り

さて、2022年の干支を確認する前に、2021年の干支である「辛丑」について実際にどうだったのか、ちょっと振り返ってみます。

昨年の干支「辛丑」については、このように書いていました。

」と「」の字を意味を踏まえると、今年は身を切るような痛み、辛さを伴いつつも、今まで曲げて抑えていたものを思いっきり伸ばすこと始めることで、新しい一面が見つかったり、新しい何かが生み出せる年である、という感じになるでしょうか。

『2021年は痛みを伴って新しいものを生む年(辛丑) 』より

身を切るような痛み、辛さを伴いながら、新しい何かが生み出せる
とありますが、実際のところはどうだったか?

私の場合で言えば、昨年は(主に仕事で)辛い・苦しいことは多々ありましたが、正直そこから新しい何かを生み出したという実感はありません・・・。明確なアウトプットには繋がらなかったからです。

ただ、自分が気づいていないだけで、もしかしたら、その辛さ・苦しさを糧に内面的には一皮むけたのかも・・・?ということにしておきます笑

皆さんの「辛丑」はどんな感じだったでしょうか?😅

壬(みずのえ)について

さて、今年の干支である「壬寅」について紹介します。

まずは「」から。

十干:壬

この「」ですが、大きく3つの意味があります。

  1. 孕んでいる
    妊娠、懐妊」という言葉で使われる「」という字がありますが、真ん中の横線が長く膨らんでいるのは「孕んでいる」ということです。注意すべきは、孕んでいるのは「良い事」ばかりでなく「悪い事」もあるという点です。この胎動が吉兆なのか凶兆なのか、注意深く見守らなければなりません。

  2. 担う、任せる
    任命、責任」という言葉で使われる「」という字があるように、「」に「にんべん」が付くことで「担う、任せる」という意味になります。組織でいえば、今まで自分がやっていた物事を下の者に「任せる、委任する」。あるいは今まで上の人がやっていた物事を自分が「任命される、責任を持つ」ということになります。

  3. おもねる、へつらう
    あまり良い意味ではありませんが、「壬」には「おもねる、へつらう」という意味もあります。口先ばかり達者で、時局に便乗して世渡りがうまく信用のおけない人物のことを、儒家思想では「倭人(ねいじん)」と呼びます。そんな「佞人(ねいじん)」が出やすいのが「」の年です。

寅(とら)について

つづいて「」です。

十二支:寅

」は「螾(ミミズ)」に通じ、厳しい冬を乗り越えたミミズが土の中で動くことで、春の草木が発芽を促されている状態を表します。

これは良い意味でいえば「物事がどんどん進展する」ということですが、悪い意味でいえば「次から次へと驚かされる事態が起きる」ということでもあります。最近の話題で言えば、コロナウィルスに対する人類の抵抗がどんどん進み「もうコロナは怖くない!」と言えるほどウィルス対策が進むかもしれません。その一方で、近年頻発している地震噴火などの天災が大規模に起きたりするかもしれません。

つまり、どういうこと?

以上をまとめると「壬寅」の年は次のような年になりそうです。

・これまで「胎動」していたものが動き始める年である。
・その「胎動」は「良い事」も「悪い事」も孕んでいる。
・その結果、物事がどんどん進展していく一方で、驚かされるような事件・事象も次々と起きる。
・こういう時は、時局に便乗する口達者な「佞人(ねいじん)」が跋扈するので、人を任命する時や任務を負う時にはとくに注意が必要。物事の進展や驚天動地な事態にかまけていると「佞人」に足元を掬われかねない。

という感じでしょうか。

備えあれば患いなし。胎動が良い方向、悪い方向どちらに芽吹いても対応できるように、リスク管理しながら進めていけばきっと大丈夫!

おしまい。




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