たおえの戯言_ADHDを宣告されましたが、言われないと実感が湧きません。


2021年初めてから中頃の半年間にかけて、トラックの運転手を目指して頑張ってきたが、盛大に挫折した。この時のことはまた次回話すとして。

運転手の仕事を辞めた時、LINEで繋がってるかつての職場の人達と交流していたところ、精神科か心療内科の類に行った方がいいよと言われた。意気込んでそれに臨んで、挫折した時の精神的苦痛でメンタルを病む人が多いらしい。
人生経験豊富で俺よりも一回り、二回りも歳上の皆さんからの後押しで、県内の心療内科に行ってカウンセリング・診断を受けた。

まず単刀直入に言うと、生活状況や普段の状況さらには俺自身の口調・言葉遣い、目線や体つきを見る限り、鬱病やメンタル不調の傾向は一切ないそうだ。特に、睡眠時間8時間ほどでほぼ起きないのは寧ろ健康的な睡眠を取れているとのこと。と、同時に先生は俺と話をしている時に1つの可能性を提示してきた。

「宮崎さんの話を聞く限り、ADHDの症状と一致する箇所が多い。再来週専門のメンタルケアの先生が来るからカウンセリングしてもらいなさい」とのこと。

え?とも思ったけど、言われてみれば心当たりがあることもあった。以前話をした(_同年代との格差)タメの人と何かが違うところや変なところで仕事にこだわりを持ち、人の話を聞かなかったり、慌てん坊でちょっとミスをすることもある。

8月になって、カウンセリングの先生に見てもらったところこう診断された。

注意欠陥多動性障害_ADHDの症状あり。
公認心理士による検査にて、社会的コミュニケーションスキル・言語的コミュニケーション・注意転換・作業記憶・遂行機能障害の低下を認める。


仕事においては、運転手やドライバーのように毎日変わった違う仕事を業種は絶対に向かない、逆に星野リゾートのように毎日同じ仕事をする業種であれば、かなりいい成績や評価を得られるだろうと。

今思えば、仕事をクビになった時に会社の社長や社員さんから言われたが、「お前頭おかしいんじゃねえの」「精神科に行って診てもらったら?」なんて言われたこともあって、母親に相談したことがある。その時、母親が見たこともない剣幕で怒ったのだ。注意して怒るとか、悪さをして怒ると言うキレ方ではなかった。あれは明らかに、見られたら困るものを見られて激怒したような剣幕だった。

「あんたの将来をそんなことで無碍にしたくはない」

今回の診断を頂いて、いくつか結論が出た。
・俺は、恐らく死ぬまで正社員として社会人で生きていくことはできないだろう。
・もしかしたら、今後彼女・友達も作れない、最悪友達を失う可能性もある。

それから母親についてだ。
自分が知る母は、それだったら一度調べてもらって自分が納得できるようにすればいい、と診断に行くことを了承するはずだった。ところがそれをすごい剣幕で止められたのだ。
もしかしたら、母は俺が自分自身の中で知らないことを知ってて、俺には隠しているのかもしれない。
いつからかはわからないが、俺がそういう障害を持っていることを...俺がそういう特性を持っていることを...本当は知っているのかもしれない。

俺がADHDじゃないと思ってるなら、それなら好きにしなさいぐらいな軽い返事で済ませるはずだ。それにも関わらず、必死で止めたということは、俺がADHDのことを分かっているということになるのだ。

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