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セルフイメージを書き換えるために、私が実際に取り組んだこと


はじめに。
魔法のように一瞬で書き換える方法は、私は知りません。

私が自分でやってきたものは、とても簡単だけど少しずつ何年もかけて変えていく方法です。いろんな人が実践して効果を出してるし、私でもできたから、効果はあると思います。
でも効果の度合いや期間は、次の要素によって違いがあると思います。

・ネガティブなセルフイメージがどの程度自分の中に深く強く固定されているか
・どの程度の時間をどのくらいマメにその作業にかけられるか


私は、32才から意図的に始めました。
41才の時にようやく、「生まれ直した!」と実感できたポイントがありました。(今から1年3カ月ほど前。)
その日から1週間くらい、お腹を壊したり、肌が荒れたり、睡魔が激しかったりと、体調も大きく崩れました。

その日を最後に、過呼吸を起こしていません。

それまでは、少し大きな解放がある度に過呼吸を起こしながら泣きまくりました。もうこれ以上絞り出せないというほど、苦しくて床を転げまわるようにして息も絶え絶えになるほど泣きました。目が腫れてひどい顔(笑)

何かをきっかけに何かが浮上して、コントロールできずにそういう状況になるんです。それは14才から続いていました。

誰も、私のそんな姿を見たことはありません。

私には、10年くらいのペースでちょうど良かったのだと思います。
ほんとに小さなことから少しずつ、少しずつ。
10年かかったけど、その間も少しずつ自分を好きになれている実感があったから。

それまで、どれだけ感謝や許しを繰り返しても辿り着けなかったのは、「私は愛されている」というところでした。

唯一、娘たちだけは、それを感じられる存在でした。

彼女たちは、どんな日も無条件に私を愛してくれていたし、私も無条件に、愛しく感じていました。

2人の存在があったから、私は少しずつ自分を愛することへ向かえたのだと思います。

 ・・・

誰かと比べようがないけど、私はもしかすると重症だったかも知れません。
生い立ちはまだ中学生までしか綴っていませんが、自分も人も信じられないまま10代後半へと続き、遅刻常習犯、タバコ、飲酒、万引き、フリーターで10個以上職場を変え、その先々でのセクハラ被害、性犯罪被害、ネットワークビジネスで夜中まで繁華街での客探し、、、

いろいろやらかして、けっこう自分を痛めつけてからの浮上でした。
望まない妊娠をせずに済んだこと、包丁で刺されずにすんだことは良かったことですが、何もそんなとこまで落とさなくても良かったのに、遠回りしたね、頑固だったね・・・と、過去の私に思います。我が強すぎたんですね。

そんな私でも、今は元気に日々喜びに囲まれて、大好きな人達と笑い合って暮らせています。

なので、大人になってからでも大丈夫。

それでは本題。

セルフイメージを思うように書き換えていくために私が取り組んだこと。

「本気で決意する」

ひとことで言うと、それだけです。
それくらい、「決意する」というパワーは、ものすごいです。
誰もが持っている、意思の力です。(詳しくは量子力学の本などを当たってください。)

その後に必要なのが、

「その決意を実現させるための行動を続ける」

以上になります。
え、それだけ?と思われたかも知れませんが、それしかないんです。

決意を持続させるとは、繰り返しリマインドするということです。
人は、これまでにないことを習慣にするのに14日必要なんだそうです。
日々の忙しさで、忘れちゃいますよね。
当然のことなんですが、一念発起を何回やったって、忘れて続けなければ実現しません。

どうしたら続けられるか?どんな方法が自分に合ってるか?は、人によります。だからとにかく「決意」をする。決めたら、未来の方から寄せて来てくれます。

もう少し、私のエピソードを入れながら説明してみます。

①自分を救う!と本気で決めた。

それまでもいろんな本を読んでは試してみていたけど、方法論じゃなくて、肝心の「決意」をすっ飛ばしていたんです。つまり、本気で変わろうとしていなかった。

  ↓

②決意したことに繋がる行動をし続けた
 
目に留まった本、オススメされたメソッド、誰かの言葉。
何かは分からないけど、方法はやってきます。

この時は、「脳をだます!」的な内容の脳科学の本を読みました。

なるほど、脳は騙せるのか。自己暗示というものか。それなら分かる気がする。と、素直に実行しました。

「私には価値がある。私は許されている。私は愛されている。うんたらかんたら。」毎日、おまじないのように言いました。

「自分で自分に自己暗示をかけて自分の脳を騙しているんだ」と思ってする行為は、実験的な感覚がありました。

騙されたと思って、騙すことをやってみる。騙してる側も、騙されてる側も自分。面白くないですか?

心の中で言うだけでもいいけど、声に出すことで耳から入れる、又は紙に書くことで目から入れる。といった具合に、アウトプットとインプットを同時にすると、更に効果も高いそうです。

全ては行動の連続です。
「決める」というのも行動です。

気になった本を手にとるのも行動。

読むのも行動。

「なるほど」と思ったことの実践も、それを続けることも。

自分が行動を中断しない限り、決意した未来への道は続いていきます。

③次の課題がもたらされた

初めの課題をやり続けていると、「次はこれね」というものがやってきます。それをまた、やり続ける。
私の場合は、お友達が発信していたブログの記事でした。

「自分の本音を聞きましょう。
したいことをして、したくないことをやめましょう。」

なるほど。それはめっちゃ大事!そうしよう!

でも、これが難しかったです。自分の本音がよく分からない。
30年近く自分を後回しにする癖がついていたから、もう分からなくなっていました。

夫や子どもを優先するのが当然と思っていたし、人に譲りまくって生きてきたから。

そんな私が最初にしたこと。

●パン売り場で、値段を気にせず食べたいパンを1つだけ選んで実際に買って食べる。

●どうしてもしんどかった、遅い時間の夫の駅までのお迎えをやめる。

パンですよ。高いものを選んだって300円以上することはほとんどない。
それでも、「自分を喜ばせるためにものを選んで買う」ということが、全然できなくなっていることに、その時やっと気づいたんです。セルフネグレクトの状態だと自覚したのもこの頃です。

夫の送迎も、山に住んでるわけじゃない。駅から歩いても10分しかかからない。しかも大人の男性です。「歩いて帰って来たらいいやん。」と、内心では思い続けていました。

夜に子ども達だけを残して家を出ることが、例え10分、15分であってもイヤだった。お風呂に入る時間も気にしないといけないのがイヤだった。

でも、それが言えなかった。「今から帰る」という連絡が来たら、駅に着く時間に合わせて用意して行く。23時を過ぎていても。

「今日こそ言う」を、何回か繰り返したけど言えなくて、最終的にはLINEで・・・。

 ー もう、お迎え行くのはやめたいので歩いて帰ってください ー

そんなことさえ直接言えないってどういうこと?どんな関係性?
ほんとに今から振り返っても、自分のチキンさに苦笑いです。

夫からの返事は、「はいよ」でした。
(その夫とは昨年離婚しましたが、その話はまたの機会に。)

 ・・・

自己暗示や、本音に耳を傾けて行動していく。
簡単に言うと私が10年続けて来たことはこの繰り返しです。
だんだん本当に脳は騙されていったし、小さな行動が自分への信頼を少しずつ強めてくれました。

何がその人に合うかは、いろいろだと思いますが、
「決意」がなければ、どんな方法も自分のものにはならないし、
「行動」が続かなければ、あまり効果は期待できないと思います。

条件さえ揃ったら「こうなれるのになぁ。」という願望から、

「こうする!」という決意へ。

その決意は、誰も代わりにやってくれないということは、確かです。
そして条件は、決意が起きれば後から揃ってくるものだったりします。

・・・

最後に、2009年頃から自分のセルフイメージ改革に取り組んで来た私ですが、2017年に出逢って、その当時にとても参考になった一冊をご紹介します。

自動的に夢がかなっていく
「ブレインプログラミング」 アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著

 -脳の設定を変えれば、人生は、驚くほど思いどおりになる。ー

「話を聴かない男、地図が読めない女」というベストセラーの著者夫妻の本です。付箋をいっぱい貼りながら、マーカーをいっぱい引きながら読みました。

セルフイメージの記事で書いたクリティカル・ファクターのことが、脳科学の視点から、RASという脳のしくみとして詳しく解説されています。

それまでの実践で効果は分かっていたから、この本の内容は納得できることばかりでした。この本にはヒントが盛りだくさんに詰まっています。太字になっているところを拾い読みするだけでも、価格以上の値打ちがあると私は思っています。

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