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なんと答える?

当時ブログに書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。

=2005.05.18の記事=
「なんと答える?」

プロポーズの言葉を覚えていますか?という問い掛けで始まる新聞のコラムを読みました。※1月20日付の西日本新聞 (2005年)

実はこれ、奈良県が募集した「プロポーズの言葉100選」を紹介したもの。私が気に入ったのはこの話です。

愛知県の十代の女性は両親のエピソードを寄せた。
母は義理チョコのつもりだったが、
お返しにと誘われた高級料理店で父が大声で
「ぼ、僕とお付き合いを前提に結婚してください!」
店内に沈黙が走ったそうだ

いいなあ、これ。娘さんが応募してるということは結果的にうまくいったということなんでしょうね。

言い間違えていきなりプロポーズしてしまった彼の心中お察しします 。このエピソード読んで、ひとしきり笑ったあと、ふとある疑問が浮かびました。

彼女はどう答えたのかな?

これは難しい場面です。店内に沈黙が走ったというから、お店にいる人みんなが彼女の返事に耳を傾けているわけです。NOの返事をするにも気を使わないといけないし、YESの返事をするにも彼が言い間違ってるわけだし。

さて、なんと答える?

もしこれがドラマで自分が脚本家だったら…。
私ならこんなセリフを彼女に言ってもらいたい。

 高級料理店で彼が大声で
「ぼ、僕とお付き合いを前提に結婚してください!」
 彼女しばらく思案したのち、
「お付き合い結婚、どっちもOKですよ」と言ってにっこり笑う

これどうですか?「お付き合い」と「結婚」の順番を言い間違えたのなら、そのどちらもOKと言えば、順番は関係ないですもんね。

これならお店にいた人も思わず拍手すること間違いなし!
そしてハッピーエンドへ・・なーんて。
でもいきなり結婚OKする人はいないか?

ま、そこはドラマだったら、ということでご勘弁を。

YESの場合、NOの場合、いろいろ想像はふくらむけど、
あなたならどんなセリフを考えますか?

プロポーズの言葉100選のサイトはこちら
(すでにサイトはないのでInternet Archiveからのリンクになります)


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