早朝覚醒も、悪くない。

おはようございます。
毎日天候に振り回されています。夜寝るときのお布団をどれくらい掛けるかというのが毎晩の悩みです。

さて、今回は朝渋を通じて得た大きな変化についてお話しします。
早起きして”誰かと一緒に”何かをする、ということによる変化が中心になります。

睡眠を上手く摂れない。

私は線維筋痛症という「何もしなくても筋肉痛や関節痛がある」という疾患を持っています。慢性疼痛の一種ですね。発症して以来、毎朝3時や4時に痛みで目が覚めるのが日常です。しかも、夜25時過ぎに寝てもこの時間には目が覚めるので睡眠不足で思考がアッチコッチすることもあります。睡眠不足+痛みというのはもう集中力なんてなかったという感じです。
それに加えて、うつ病も抱えているっぽいので、学生時代から入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒はセットで持っています。

早朝覚醒をポジティブにとらえよう。

そんな不眠の中で、早朝覚醒に関してはポジティブに考えることが出来るのではないかと思ったのは、難病を色々抱えた友人の、早朝の多動について聞いてからでした。
その友人は朝2時に起きてトイレ掃除や部屋の掃除、洗濯などをしているそうです。息子さんが早朝出勤の仕事をしていることもあって、朝から朝食を作って送り出してから、横になるという生活をしているとのこと。

※【多動】というのも症状のひとつで、本来安静にしていなければならないのについつい動きすぎてしまうことを言います。気になって動かずにはいられないというもので、痛みや気絶などの症状が悪化します。

この友人の話を聞いて、痛みで起きてしまうのは仕方がないから、ここは「朝活」として活動してしまえばいいのではないかと思いました。でも、一人で何をすればいいのか分からないので、入ったのが朝活コミュニティの【朝渋】。ここで私は朝から何をすればいいのか、他のひとのやっていることを見聞きしながら考え始めました。

朝活コミュニティだから、みんな色々な「朝活」をしている。

他の朝活コミュニティについて調べたことはないのですが、朝渋では朝活の内容も様々です。分かりやすいところだと、部活動が70以上あるとのこと。皆さん、それぞれの「好きの開放」に取り組んでいらっしゃるので、毎朝何かしら興味を惹かれることが行われています。
私はまずは1番朝早くから活動している作業部の5時台から参加し始めました。そこで、他の方が何をしているのかを見て、「それも楽しそうだな~」というのを見つけて、他の部活動にも参加するようになりました。
今は作業部では手帳にその日の予定としたいことを書いて、前日の体調の振り返りをして……といった感じで参加していますが、最初の頃は他のひとが読書をしたと聞けば何の書籍を読んだのかを聞いて自分も読んでみたりしていました。
そして作業部以外の部活動にも色々参加しています。例えばチャット部で寿司打をしているのですが、タイピングをもっと鍛えようという気になります。まずはポジショニングをきちんと覚えるところからやりたいなと思って頑張っていますが、なかなか癖は治りません。

皆の朝活は仕事前。

朝渋では皆さん社会人だったり学生さんだったりするので、皆さんお仕事の前や講義の前に朝活なさっています。そのバイタリティがすごいなと感心させられます(私は療養生活を送っているので、予定として入るのは通院くらいです)。
皆さんと一緒に活動して、朝のエネルギッシュな姿を見ると、「今日も1日頑張ろう」という気持ちになります。

寝ていても回復しないなら活動しよう。

10月中はほとんど寝たきり生活だったので、朝活もお休みしていたのですが、11月に入って「寝込んでいても回復しない」と、ない体力を振り絞って作業部への参加を再開しました。
すると、意外と朝から動けるものだと分かりました。
気の持ちようなのか、1か月間寝たきり生活をしたおかげで体力が回復したのか、その辺りは不明です。でも、朝から起きて活動すると、そのまま起きていられるようになりました。(そして夕方には力尽きます(笑))

一人じゃないって大事。

私は2021年4月から朝渋に参加しているのですが、朝5時に起きて一緒に活動している仲間がインターネット越しにでもいると思うと、一人でいるよりも何かしようという気持ちになります。
一人だとベッドの中で何となくスマートフォンをいじっていることが多いですが、起きてとりあえず机に座ってPCを立ち上げてZoomで他のひとの顔を見て声を聴いて……という風に使うと、それだけで、今日はあれをしようかな、これがしたいな、という意欲が湧いてきます。一人で朝活しようとしても長続きしなかったかもしれませんが、他のひとと一緒にというだけで好奇心を刺激されることが多くあります。お陰で自宅の書籍数がかなり増えました(笑)。
興味があるものが増えると、日中の時間もそのことに費やすことが出来るようになるので、寝たきり防止にもなります。集中しすぎて倒れることもあるので、その辺りは気を付けないといけません。集中しても倒れない加減と適度な休憩の取り方、休憩として何をするかというのは個人的な研究課題です。

目が覚めてしまった、ではなく、朝の時間を確保した。

早朝覚醒に悩む各疾患の患者さんは多いと思います。私もその一人で、朝早く目が覚めてしまうとどうしても様々なことへの不安が浮かんできて頭がいっぱいになってしまいます。すると、精神的に疲れてしまい、精神病状も身体症状も悪化するという悪循環に陥りがちです。
そこで、早朝覚醒を「目が覚めてしまった」というネガティブにとらえるのではなく、「朝の時間を確保できた」というポジティブなものに考えてみませんか?朝から散歩に出るのは空気が気持ちいいですし、ひとが少ないので人目を気にせずに家を出ることができます。タイミングが合うと朝焼けも見れるかもしれませんし、朝の星空というのもなかなか良いものです。

前向きな考え、前のめりな行動。

朝渋では前向きな考え方やとりあえずやってみよう!といった前のめりな行動が推奨されています。私自身はリスクを考えてから行動を吟味する方なので、他の方の考え方や視点、行動力に驚かされてばかりです。
半年とちょっと朝渋で活動することで、少しは前向きになったかな?と思いたいところですが、はてさて、どうなのでしょう?体調的な面を考えるとある程度のリスク計算をしてから行動するのは仕方のないことですが、少しは行動力がついた気がします。

早朝覚醒がツラいという方、朝活を通して『早朝覚醒』→『早起き』という考え方に変えてみませんか?

【朝渋】https://asa-shibu.tokyo/