無言歌~Stephen(2011年KAMUNA上智大学コンサートのオープニングアクト)

2011年真夏。上智大学外国語学部英語学科の非常勤講師をつとめた最後の年に、初めてソフィア・ホールでコンサートをやれた。(それまでは毎年、図書館棟の最上階教室でやっていた。)
聴衆は本当にまばらだったが、中には上智のOBで作曲家の樋口康雄さんや、CM音楽の帝王と呼ばれる作詞家の伊藤アキラさんなどの姿もあった。
そのコンサートのオープニング風景。
堺敦生のアドリブソロで始まった。
最初の曲『無言歌』は、たくきの中学・高校(横浜の聖光学院)の同級生・小松洋が中学生のときに書いた詩にたくきが大学に入ってから曲をつけたもの。たくきは未だにこの詩の内容が理解できていない。
早熟文学少年だった小松はその後、東大に進み、卒業後は電通に入社してコピーライターとして活躍。今は系列会社の社長をしている。
その小松とたくきを誘って「文芸同志会」なるサークルを立ち上げた工藤誠一は、聖光学院の校長・理事長をしている。

こんなご時世ですが、残りの人生、やれる限り何か意味のあることを残したいと思って執筆・創作活動を続けています。応援していただければこの上ない喜びです。