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身近で起きている様々な命のやりとり

トリバガの交尾

2022/08/25

プジョーの側面にゴミがついていると思って手を伸ばそうとしたら↑、なんかちょっと違うみたいで……。

昆虫にしては脚の数がおかしいし、クモでもないし、なんだこれ……と思ってたら、FBで「トリバガの交尾」だと教えてもらった。
なるほど、2匹いるのね。それがお尻をくっつけて上下に展開しているような図か。

⇒ここ に並んでいる写真の、下から3段目右端の「不明」と書かれているのにそっくり。
ヒルガオトリバというやつかもしれない。
「鳥羽蛾」という漢字があてられているようなので、翅が鳥の羽に似ているからかな。

ジョロウグモの巣に引っかかったツクツクボウシ

2022/08/27

このところ玄関前のカツラの木にツクツクボウシやヒグラシが来てさかんに鳴いている。
声がするほうを見上げてみると、何かが空中に浮かんでいるような……。
望遠で撮ってみたら、クモの巣にセミが引っかかっていた。

クモはジョロウグモ。セミはツクツクボウシだろう

いつもの年よりずっと真剣に稲の状況を見守っている

2022/08/29

これから本格的に訪れる食料危機。最後に頼れるのは地元産のコメ。今のところ、このへんの田圃はどこも順調みたい。これから台風が来なければいいんだけどね。

ハリガネムシ

2022/08/30

オオカミ池に異様に長い生き物がのたくっていた。ハリガネムシらしいのだが、それにしてはでかい。
川内村時代にも見つけた記憶があるのだが、こんなにでかくはなかった。
⇒ここによく分かる記事が出ていた
類線形動物門ハリガネムシ綱(線形虫綱)ハリガネムシ目に属する生物なんだそうだ。
水中で産卵し、卵からかえった幼生はカゲロウやユスリカなどの幼虫に食べられるのを待ち、昆虫の体内で「シスト」というカプセルみたいなものに変身。
その後、水中から出ていった昆虫がカマキリに食べられると、カマキリの腹の中でシストから目覚めて数センチから1mにもなる針金状の成体になる。
そして宿主であるカマキリをマインドコントロールして水中へと誘い、溺死させる。
そこでカマキリの尻からニョロニョロと出てきて、ハリガネムシとして水中生活を始める……。

やだね~。
知らないうちに操られ、死に向かって進んでしまうというのは、現代人の姿にも近いような気がして怖ろしいわ。

とりあえず、動画を撮っておいた。

2022/08/31
久しぶりにゆいちゃんがやってきて、「この前、小さな野良ネコを見かけたから一緒に見にいってほしい」と言う。
おいおい、またかよ。いたらどうするの? また俺を巻き込むのかよ。勘弁してよ、と言ったが、粘られて、
「じゃあ、見にいくだけな」と、渋々、キャットパトロール散歩につき合う。
幸い?ネコはいなかった。川で魚を見たり、ハグロトンボの群舞を見たりしながら戻ってきて、「じゃあ、ハリガネムシでも見る?」と、オオカミ池に連れていった。
昨日は白い身体をくねくねさせていたのが、今日は姿が見えない。諦めて引き上げようとしたとき、底のほうに黒っぽい紐状のものが見えた。昨日見たのよりずっと小さいし、色も違うし、動いてもいないので、草の蔓とかかな、と思いつつ、念のため棒で掬い上げてみたら……。
昨日見たときよりずっと縮んでいて、まさに針金のようだった。死んだのかなと思ったら、しばらくしてゆっくり動き出した。

↑掬い上げたら、どんどん大きくなっていって、ついに動き出した
↑これが頭かな

↑まとめ動画。例によってPR付き(^^;;

マイルド・サバイバー」 (たくき よしみつ・著、MdN新書)

プレジデント・オンラインで3回連載特集記事が組まれた。
⇒こちらから


こんなご時世ですが、残りの人生、やれる限り何か意味のあることを残したいと思って執筆・創作活動を続けています。応援していただければこの上ない喜びです。