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情報統制下の世界に生きる

もはやまともな情報が入ってこない社会になってしまった。
このところ毎日チェックしているブログがこれ↓

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In Deep の岡氏以外は全員が現役の医師。

「日々予め幸せ」は救急病院に勤務している、いしいじんぺい医師のコラム……というか、研究発表的なもの。
(内容がどこまで正しいかを読み手が検証するのはかなり難しいという意味で)オタクっぽいところがあってちょっと取っつきにくいけれど、そういう視点もあるのか、と気づかせてくれることも多い。

おおきな木~は、札幌市で開業している関根徹医師のブログ。関根院長はDMATやドクターヘリも経験している現場バリバリの医師。
このところ相当怒っていて、ストレートな言葉をバンバンぶつけているが、まさに「その通り!」なんだよなあ。

長尾和宏医師はもはや説明不要だろう。拙著『医者には絶対書けない幸せな死に方』を書いたときも参考文献としていろいろ読んでいたので名前は記憶していたのだが、コロナになってからは最もまともな情報発信をしている医師として信用している。というか、その超人的な活動ぶりに唖然としている。私より少し年下の60代だが、あの体力と気力と信念の強さはどこから湧いてくるのか。同じAB型人間としては、あれだけパワフルな日々を送る人生というのが信じられない。
動画配信もほぼ毎日チェックしているが、こういうノリの人だとは思っていなかった。で、ますます人間として信頼できると確信するようになった。長尾さんの動画配信に勇気づけられて、私も「軟弱音楽宿」などという顔出しYouTubeシリーズを始めたのだが、慣れないキーボードを弾いて頑張った?からか、帯状疱疹になってしまい、第9回にして力尽きたのだった。

In Deepの著者は岡 靖洋氏。1963年生まれの隠居人(自称)。この人だけが医師ではないのだが、資料収集能力や読破力は凄まじい。
メルマガではかなりトンデモ系と言われそうなことも書いているが、それは私と同じで、むしろ世界観は非常に近い。
ブログでは、意外にも?、いちばん冷静というか、原典、元データをていねいに和訳し、淡々と紹介していくというスタイルで、中庸を保っている印象。

これらのサイトが検閲で見られなくなったりしたら、いよいよ日本も終わり、ってことだわね。今はまだ、お節介な注意喚起表示くらいで削除はされていないが、すでに普通名詞の言葉刈りや暗黙の放送禁止語指定があたりまえのように(それが社会正義であるかのように)行われている。

大本営発表でひどい目にあった戦前戦中の人たちの経験がまったく生かされていない。これこそがいちばん恐ろしいことだ。

こんなご時世ですが、残りの人生、やれる限り何か意味のあることを残したいと思って執筆・創作活動を続けています。応援していただければこの上ない喜びです。