うつと付き合う日記101日目 人の思考のデフォルトは悲観的な想像である。
久しぶりにうつと付き合う日記を書いてみようと思った。なんというか、自分の環境を向き合うために自分の中にある手法をもう一度洗いなおす必要があると感じたからだ。また、悲観的な想像が自分だけのものでなく普通のことであると本などで読んだ結果、うつ病として人よりも強いであろうそれと向き合ってきた手法には記述する意味があるのではとも思うからだ。
さて、今回はその悲観的な想像についての話だ。人は喜怒哀楽様々な感情を持つものだが、どうやら悲観的なものの見方が残りやすいものらしい。考えてみれば納得で、人が他の動物に比べて優れている点の一つは、よくない状況を想像してそれに対策を立てていくところだ。政治体制や商売、農業、漁業、学問これらのものはそのようにして積みあがってきたものだろう。
しかし、その人を発展させてきた悲観的想像が人を追い詰めもするものだ。自分の今の状況を分析しているつもりが、自分の人生はこの後いいことがないに違いないとか、自分の悲しみはずっと続くなどと考えてしまう。間違ってほしくはないがこれはとても普通のことなのだけれど、こればかりを続ければ精神的な摩耗が大きく、どこかのタイミングでそれらを止めるなり思考のわきに置くなりする必要があるという事だ。
その悲観的な思考が止められなくなって、元気がなくなってしまうのがうつ病という病気であるし、その思考パターンと上手に付き合っていくことこそ精神的な摩耗を減らすコツという事になる。
今回は人間の思考のデフォルトが悲観的な思考であることについて書いてみた。今後は、自分が経験したり本で読んだりした対策を記述していくつもりだ。
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