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小説 コーチ物語

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コーチングのコーチ、羽賀純一。 彼のもとには多くのクライアントがやってくる。 この物語は、羽賀コーチによってクライアントがどのように成長し、羽ばたいていくのかをクライアントの視点…
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#研修

コーチ物語 クライアント18「感動繁盛店をつくれ!」その8

 一通りの研修が終わって、私は今までのことをあかりと振り返ってみた。  最初にやったのが…

古賀弘規
4か月前

コーチ物語 クライアント18「感動繁盛店をつくれ!」その7

 私たちは三人ほどの小グループに分かれて話し合ったことを発表し合った。一人に意見をさせな…

古賀弘規
4か月前

コーチ物語 クライアント18「感動繁盛店をつくれ!」その6

 三回目の羽賀さんの研修のあと、スタッフの意識が大きく変化したようだ。今までは人のできて…

古賀弘規
4か月前
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コーチ物語 クライアント18「感動繁盛店をつくれ!」その5

 一通り、メンバーの強みと弱みを書き上げた。そして自分のシートが手元に戻ってくる。強みの…

古賀弘規
4か月前
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コーチ物語 クライアント18「感動繁盛店をつくれ!」その4

 一回目の研修のあと、みんなでもう一度話しあってどのように四つのステップを取り入れるかを…

古賀弘規
4か月前
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コーチ物語 クライアント18「感動繁盛店をつくれ!」その3

 翌週から、全社員を巻き込んでの研修がスタートした。全社員、といってもパートやアルバイト…

古賀弘規
5か月前
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コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その8

 そして翌日の朝、一本の電話が私のオフィスに鳴り響いた。 「誰よ、こんな時間に……」  私は眠たい目をこすりながら、ベッドから体を起こした。こんな時間、といいつつも、時計の針は九時を大きく回っていた。今日は何も予定が入っていないので、昨日の夜は一人でビデオを見ながら、ワインをついつい空けてしまったのだ。 「あ、はい……あぁ、楠田さんか」  電話は、私のエージェントである楠田からだった。 「あぁじゃないですよ。もう九時を回っていますよ。また一人で飲み明かしたでしょう。ほんとに」

コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その7

「あ、堀さん。今日はお疲れ様でした」  声を先にかけたのは、羽賀の方であった。 「あ、羽賀…

古賀弘規
7か月前

コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その6

 そして二回目の対決の朝。 「よし、これで完璧だわ。前回よりもさらに工夫を凝らしたし、前…

古賀弘規
7か月前

コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その5

「ちょっと思ったのですが、今ここにあがっている問題点とその解決方法って、一つの理想論だと…

古賀弘規
7か月前

コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その4

「よし、これで完璧だわ。私の今までの研修実績の全てを凝縮させたわよ」  ホテルでの打ち合…

古賀弘規
7か月前
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コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その1

「ここね、依頼のあったホテルっていうのは。さすがに大きいわね。話題にあがっている建物だけ…

古賀弘規
7か月前
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