見出し画像

ある不動産会社の「社名」。

不動産会社の社名は、
 〇〇不動産
 〇〇エステート
 〇〇ホーム

といった名称が多いですね。

以前、近所に、
 大山不動産
という会社がありました。

その会社の社長は、
 小山さん
というおじさんでした。
では、なぜ、社名を、
 小山不動産ではなく、大山不動産
にしたかというと、
 「小」より、「大」のほうがいい
ということらしいのです。
それなら、全然、別の社名にしたほうが良いと思うのですが、何かこだわりがあったのでしょうか。

そんな社名で、思わぬ迷惑をこうむる人がいました。

あるとき、家賃保証会社の若い営業マンがきたので、いろいろ話しをする中で、
 「近所の不動産会社も営業に行きました?」
と聞いたら、
 「大山不動産さんに行きましたよ。」
と言うので、
 「あそこに社長、名前は、”小山さん”だったでしょ。」
と聞いてみました。

すると、
「そうなんです、でも、そのことで上司に叱られたんです。」
と言うんです。何故しかられたのかを聞いてみると、その若い営業マンの上司が、
「大山不動産の社長が、”小山”な訳ないだろう!!」
と言って、その若い営業マンを怒ったということらしいんですね。

こんなつまらないことで、上司に叱られた若い営業マンは、かわいそうすぎます。
大山不動産の小山さんも、罪な社名をつけたものですね。

社名をつけるときは、紛らわしい名称は避けましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?