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高配当のシンガポール投資にチャレンジ

シンガポール投資、決しておすすめしないがやってみる

SBIなどの日本の証券会社でもシンガポール投資は扱われているので特に目新しいことはないですが、シンガポールの証券会社の口座を持つことができたので、シンガポールと香港市場にも少しだけ投資してみることにしました。

シンガポールは東京23区くらいの国土に600万人弱の比較的小さな国ですが、東南アジアの中で経済成長が著しい国です。いつの間にか一人当たりのGDPも日本はシンガポールよりも低く、シンガポールの方がお金持ちです。

2019年国民1人あたりGDP(米ドル建て) SBI証券HPから

シンガポールは比較的配当金を多く出す企業が多いイメージがあり、税金面でも株式に関わる税金がないなど、色々株主にはメリットがあるらしいです。多くの企業が3%くらいの配当を出しているようです。日本に居住している日本人は国内で税金を払わないといけません。

シンガポールは国自体は大きくないものの、シンガポールの多くの企業が周辺のアジアでビジネスを展開しているため市場は大きい印象です。
シンガポールはアジアでも世界でも優良な企業が多く、シンガポール航空DBS銀行など、他のアジアで利用されている商品やサービスも意外とシンガポールの企業が関わっていることが少なくありません。
またアジア、欧州、中東地域などの流通のハブになっているため色々ビジネスチャンスは多いと思います。

しかしもう成長しきっている産業が多いイメージがあるため、新しい企業ではない限りはキャピタルゲインで一儲けというのには全く向いてないと思います。

気になっていたのが、デルフィというインドネシアやフィリピンなどでお菓子を販売しているデルフィという会社。
たしかフィリピンでも見かけたような…。
こういう地味な会社が好き。

個人的にも多国籍のバックグラウンドやビジネスや政策のスピード感、フットワークの軽いシンガポール政府など、面白そうな国だと思っていて、より強い関心を持つために自らシンガポールに株式投資をして当事者意識を持ってみようと考えています。

しかし、シンガポールに住んだり、周辺のアジアに住んでいたりするならともかく、シンガポール株や、自分が手を出しているフィリピン株も、何があるかわからないので、安全な投資先としてはおすすめはしません。
投資の王道は、お金がいっぱい入ってくるマーケットである米国や日本での投資がおすすめです。

シンガポール投資するには大きく3つ
1 シンガポールの証券口座を開設する
シンガポールにはいくつかの証券口座がありますが、有名なのはフィリップ証券です。よくインタラクティブ・ブローカー証券と比較されることがある証券会社で、手数料はそこそこ取られますが、シンガポール株を扱っている国内の証券会社よりも安いはずです。

シンガポール投資だけではなく、フィリップ証券では香港や米国の株式にも投資できるみたいです。

2 国内証券口座からシンガポール株を買う
SBI証券であれば中国、タイ、シンガポールなどのアジアの国の株も買うことができます。
扱っている銘柄は少ないかもしれませんが、全部日本語のインターフェイスだし、安心感があります。ただし手数料は高めに設定されています。

SBI証券の場合は最低手数料として30シンガポールドル(今原3000円以上)くらいかかります。

ちなみにどの証券口座でもシンガポール株は100株単位の購入になりますが、シンガポール航空でも7−8万円で100株購入することができます。

3 シンガポールのETFを買う
よりリスクの低いシンガポール投資を考えるなら、ETFが良いと思います。
構成銘柄を見ると、DBS銀行、ケッペルやシンガポール航空など主要なシンガポール企業をカバーしているので、これだけでも十分かもしれません。

image: pixabay