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フィリピン株のオンライン証券口座について

フィリピンでもインフレが続いています。
今年はじめくらいに買った時はコンビニのサンミゲルビール40ペソくらいだったと思うのですが、先日ひさしぶりにコンビニで買うと48.5ペソになっていて、1月の記憶が正しければ、1〜2割くらい値段があがっていることになります。

米国や他の政府同様フィリピンでもインフレ対策のために政策金利を上げていて、9月の段階で4.25%。今年4月までは2.5%でしたが、5月から上昇し、6月に3%とじわじわと上がっていました。

対ドルについてもペソ安が進行していて、こういう背景からフィリピン株価も最近は順調に下がっているのではないかなと思っています。
日本円は政策金利が据え置きのため、対円についてはペソ高が続いています。
最近は100円40ペソを超えていて、両替するたびに辛いです。

フィリピン株についても、今年初めは7.000ペソだったPSEも最近は6.000ペソを切っています。
短期売買の利益を狙うことは現在の米国株同様フィリピンでもむずかしいと思います。

Yahoo financeから

フィリピン株取引は以前AB証券のことをnoteに書きましたが、ほかにもオンライン証券があります。

AB証券のホームページ フィリピン投資の基本口座だと思います。
Wiseを使えばどこからでも簡単に入金できます。

AB証券以外のオンライン証券口座その1 COL finance
わりと有名なフィリピンのオンライン証券口座です。
AB証券の口座開設がうまくいかなかったら、こっちを試そうと思っていたのですが、AB証券を利用できるようになったので、手続きはしていません。

YouTubeチャンネルも持っていて、ウェビナーなどが視聴できます(英語)。

AB証券以外のオンライン証券口座 その2 APS online
AP Securitiesというマニラのマカティにあるオンライン証券会社です。
これも海外からでも証券口座開設できるようです。
YouTubeで扱っているチャンネルがありましたが、ほとんどAB証券とプラットフォームが同じでした。
このAPSオンラインは専用のスマホアプリもあります。
詳しくは知りませんが、どうやらジャパンデスクがあるらしいので口座開設には便利かもしれません。

フィリピン株は儲かるという話もありますが、将来は誰にもわかりません。
フィリピン株はやめろ、こういう意見もあるようです。

フィリピンで生活しつつ、フィリピンの経済を応援しようと思いながら、プラスになればラッキー程度にとどめつつ、気長に待とうと思っています。
フィリピン株は万人におすすめできるマーケットではありません。
基本的な投資もやりつつ、フィリピン経済とリスクを理解している、余剰資金を持った投資家であれば、フィリピン株に手を出してもいいかもしれません。

将来的には投資家ビザが取れるくらいまでは投資したいと考えていますが、現在でも全ポートフォリオの5%も満たない少額しかフィリピンには投資していません。

最近は追い討ちをかけるようにフィリピン株は絶不調です。

さらに円でお給料をもらっている現在は、インフレと円安のダブルパンチで物価の安いフィリピンと言えども、それほど割安感はありません。

薄っぺらい経済の知識の詰め合わせパックです。