見出し画像

IB証券を使えば簡単に海外口座の株式投資ができる

追記:以下の記事は2022年時点のものです。2023年からIB証券が国内の証券会社になるため、海外居住者はIB証券で取引できなくなる可能性があります。


前回米国のUnionBankとFirstrade証券を利用した米国株式投資のことを紹介したが、IBKR証券を使った方がはるかに楽だった話。

IB証券があった

インタラクティブ・ブローカー、IBKR証券(IB証券)は米国の証券会社で、ネット取引に特化したサービスを利用できる。


IBKR証券は、800円程度の手数料で日本の銀行から直接IBKR証券に入金できて、海外送金ができる日本の銀行口座と、IBKR証券を開設するだけで日本以外でも米国株やETFが取り扱える。扱ったことはないが他の国の口座も扱えると思う。

Firstrade証券を使っていたときは、これまでのように日本の銀行口座からWiseで米国ユニオンバンクに送金、さらにユニオンバンクからACTで証券口座にという流れで、他と比べて手数料が安いもののそれなりにWiseで手数料を取られるのと送金まで数日必要としていたが、IBKR証券はWiseを経由せずに日本の銀行口座から入金ができる。

ただし銀行口座によっては海外送金の手続きをする必要がある。がんばってユニオンバンクで口座開設する必要がなかった…。

IB証券はNISAを利用できない

IB証券では日本の投資信託も利用できない。NISAも利用できないので、SBI証券や楽天証券など日本の証券口座も持っておいた方がお得。ただし日本に住民票を残したままでないと日本の証券口座もNISAも利用できないことに注意。

Firstrade証券は口座維持手数料はもちろん、取引手数料が無料で、画面がわかりやすく、操作性が優れていて直感的なのがいいのですが、居住しているところによって利用できない国があるので注意が必要。IB証券のパソコン画面はどっちか言ってごちゃごちゃしたインターフェイス。スマホ画面は使いやすい。

最近はIBKRも口座維持手数料を取られることもなくなったらしい。取引手数料はかかるが非常に低コスト。

いろいろ調べて仕組みがわかったので、さっそくFirstradeから株式移管をして、現在は全部IKBR証券だけにまとめることができた(無料)。ただし日本の証券口座から米国の証券口座の移管は法律などによりできないので注意。

あまりにたくさんポジションを持ちすぎると確定申告がめんどくさそう。