ロシア語を学ぶ、むずかしいキリル文字
年末からBusuuを使ってロシア語に挑戦しています。
結果的には集中して1ヶ月ちょっとくらいでBusuu A1テスト修了できました。まだまだ読み書きできる状況ではないですが、文字や文法の構造もわかってきたのでちょっとずつ進めていければと思っています。この1ヶ月でキリル文字のアルファベットに触れることができましたが、このキリル文字に慣れるまでとても時間がかかりました。
ロシア語の発音は、アヤティチャンネルのロシア語のレッスンわかりやすいです。
「PはR」、「3はZ」、「HはN」のキリル文字
ロシア語を学んでみておもしろかったのが、キリル文字表記とその発音です。
キリル文字はラテン文字のアルファベットよりも多い33の文字があり、ギリシャ文字とラテン文字の影響を受けていると言われていて、キリル文字は今でも中央アジアや東ヨーロッパの国で使われています。
キリル文字が使われている言語はロシア語以外にもベラルーシ、ウクライナ、モンゴルやカザフスタンなどです。かつてはキリル文字が使われた言語も英語やフランス語で使われているラテン文字表記になることもあり、カザフスタンで使われているカザフ語(Қазақ тілі)は2031年までにキリル文字からラテン文字表記に変わるようです。
キリル文字はラテン文字のアルファベットと同じような文字が出てきますが、例えば、キリル文字のPは「R」の発音、Hは「N」の発音になります。そのため、ロシア(Russia)は「Россия」とPから始まって、慣れるまで違和感があります。またキリル文字のHはNの音になったり、3のような文字はzの発音、他にもBはVの発音をしたりと、キリル文字ならではの特徴も多いです。また英語と同じように綴りが同じでも同じように発音をしないことがあったり、微妙に違ったりして、文字の並びだけ見ても発音がわからないことが多いです。
日常や自分の仕事でロシア語を使うことはないと思いますが、せっかくリーズナブルなアプリでBusuuやDuolingoでさまざまな言語が学べるので、ちょっとずつ勉強していこうと思います。