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マラソン大会中の補食にたどり着いたのは、エネルギージェルよりも「ようかん」

ランニングやマラソンにおいて、適切なエネルギー補給は持続的なパフォーマンスを保つための鍵で、どんな補食にするかは人によってさまざまだと思います。エネルギージェルやバナナやおにぎりなどがありますが、自分が好きなのはようかんです。

ようかんもエネルギージェルもだいたい40〜50gでコンパクトなので携行にはとても楽です。両方持っていってもいいかもしれない。それぞれの特性を考慮して、どちらがマラソンの補食として優れているのか比較してみました。

以前はエネルギージェルもいろいろ使ってみたり、お金がかかるのでデキストリンや片栗粉で自作しようと試みましたが、手に入りやすさとコストと好みを考えたらコンビニなどの一口ようかんに辿り着きました。あずきとお砂糖でできているようかんは電解質が入っていませんが、ナトリウムやマグネシウムの電解質を補給したければ、ようかんとは別に塩飴やタブレットを携行すればいいです。軽い。

エネルギージェルは開封した時に手に付いてしまうと、ベタベタした手が気になってしまって、そこからのメンタルが急降下してしまいます。

長距離のトレイルランニングならまとめて一本のフラスコに入れたエネルギージェルでもいいかもしれないです。でもその時でもようかんを持って行くと思います。

エネルギージェルのメリット・デメリット

メリット:

  • 迅速なエネルギー補給: 素早く吸収されるので、40〜50mlと少ない量で即座のエネルギー補給が期待できます。噛まなくていいし、むせない。

  • 持ち運びの便利さ: コンパクトで軽いため、携行が簡単です。

  • バリエーション: カフェイン、電解質、多彩なフレーバーといったバリエーションが豊富。

デメリット:

  • 消化不良になるかも: 一部のランナーには胃腸に合わず、高濃度なのでお腹が緩くなったり、消化不良の原因となることがある。

  • コスト: 1袋300円くらいで、結構高い。スポーツ店などに行かないと手に入らない。(今はオンラインでも買える)

  • ゴミ問題: 使用済みのジェルパックのゴミが意外とかさばる。手につくとベトベトする。(ようかんも一緒か)

  • 味の好み: エネルギージェルは濃くてとても甘いので苦手な人もいる。

ようかんのメリット・デメリット

メリット:

  • 糖質補給: あずきとお砂糖が主成分で、エネルギー補給として効果的。自然の成分。ひとつ約150kcal

  • 味のバリエーションがある: ようかんといっても、シンプルなものから黒糖、抹茶味、はちみつ味などいろいろあります。

  • 手に入りやすさ: コンビニ・スーパーから百貨店までどこでも売っている。高級ようかんは高いけど、コンビニようかんは一つ100円くらい。

  • 持ち運びやすさ: 固形で包装されているため、携行しやすい。

  • 自然な成分: 保存料や添加物が少ない。それでも長持ち。

  • いつでも食べれる: レースで食べなくても持って帰って好きな時に食べることができる。

デメリット:

  • 水分補給: そのままでは水分が不足するため、別途の水分補給が必要。

  • 味の好み: そもそもあんこ嫌い、ようかん嫌いには向いてない。

ようかんで気をつけないといけないのが包装です。レース中に包装を開けて食べやすいかどうかを事前に確認はしておいた方がいいです。
一番シンプルなのがコンビニ売っているヤマザキの一口ようかんの包装。手を汚さずに食べることができます。

自分はマラソン前になったら、百貨店や和菓子売り場のようかんを探して、お気に入りの1〜2本をレース中に食べることを楽しみにしています。

まとめ

エネルギージェルとようかん、どちらもマラソンの補食として一長一短があります。自分の体調や好み、レースの状況を考慮し、最適な補食を選ぶことが大切です。

一つのアドバイスとして、大会前にトレーニング時にいくつかの補食を試してみることで、本番でのベストな選択ができるようになるでしょう。
おすすめは普段のトレーニングやダイエットで我慢しているものをレースに持っていって、マラソンの途中で食べると、極上のご褒美になってレースを頑張れると思います。テンション上がります。