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やっぱり日本は最高だな。霞ヶ浦1周のお話

みなさんこんにちは。
1月初旬に日本へ休暇のために帰国し毎日食べまくって盛大に太りとんでもないことになっているKです。
今回は休暇でのメインイベントである霞ヶ浦を走った話を書きます。

霞ヶ浦がどのような場所かはすでにご存知の方が多いと思うのでかなりすっ飛ばして書きますが最後までお付き合いください。
今回は自転車の話なのでいつも勝手に映像に映っているKEIMASA CYCLEのリンクも貼っておきます。
それと、今回一緒に走った中でYouTuberが4人いるので名前の下にリンクを貼っておきます。


霞ヶ浦1周

まず最初に霞ヶ浦とは茨城県土浦市のすぐそばにある大きな湖で日本国内では琵琶湖に次いで2番目に大きな湖です。
自転車乗りの間では『カスイチ』と言う名前で広く知れ渡っています。
1周が約130km、上りがほぼ無く地面には走りやすいように矢印があるので余程のことがない限りは迷うことなく走り切れる比較的簡単なコースです。
脱初心者にはかなり挑戦しやすい場所です。
スタート地点にもよりますが80kmほどでショートカットできるコースもあります。

参加者

今回の参加者は私を含めると10人。
一緒に走るろぉらさんとは前日の自転車イベントで知り合っているのでそれ以外は4人が初対面です。
最近はTwitter等のSNSで簡単に知り合うことができるので本当に便利な世の中になったなと思います。

私とさんたろうさん、赤カメラは前日のうちに茨城県のホテルに前泊しました。
5時に起き6時には出発。
順調に走っていましたがいきなり私がやらかします。

ペダルを忘れました。

持って来たはずなのにカバンにペダルがありません。
持って来たと思い込んでいて忘れた可能性が出てきたのでこの日に一緒に走る小野くんに連絡をとりましたがもうすでに出発しているとの事。
藁をもつかむ思いでろぉらさんに連絡をした所、この日に一緒に走る人を乗せたばかりと言うことで急遽家へ戻ってもらいました。
しばらくしてあることを思い出します。
『あっ、靴入れの中に入れたわ』
確認したらありました…
と言うことで無事にペダルが見つかりましたがペダルを取りに行くために一旦戻ったろぉらさん達に朝っぱらから迷惑をかけてしまいました。

あっという間に集合場所の霞ヶ浦総合運動公園につきました。
既にこの日一緒に走るYouTuberである【A】Projectのみきひと君と同じくYouTuberのあさちゃんが待っていました。
みきひと君とは昨年度の乗鞍岳ライドで一緒に走っているので久しぶりですがあさちゃんは今回が初対面です。
しばらく待っていたらこの日一緒に走ることになっている高校生がやってきました。
更に待つ事数分でろぉらさん達が到着します。
ろぉらさんの奥さんとペダルを取りに戻ってくれた朧俥さんも一緒です。
この2人も初対面です。
会うのは今回が初めてですが最近ハマっているTwitter内でのスペースという機能で話すことが多々あっったので初対面という気は全くしませんでした。
最後に靴を忘れフラットペダルで走る事になった小野君がやってきました。

今回の参加者は以下の通りです。

赤カメラ
自転車仲間の中では最も付き合いが長い
小野くん
自転車の整備はこいつに丸投げ
さんたろうさん
前日に初対面、まだあどけなさが残る女子高生
朧俥さん
今回が初対面
実はかなり前から会いたかった
みきひとくん
会うのは半年ぶり
半年前より丸かった
あさちゃん
みきひとくんと誕生日が一緒
アリスさん
ろぅらさんの奥さんで自転車初心者
ろぉらさん
前日の自転車イベントにて初対面
りくくん
まさかのグラベルロードで現れた

自転車や走る準備を済ませた後はこの日の走る距離や隊列等の話を軽くして早速走り始めます。


今回のルート
70km地点で道の駅がありそこで休憩

今回の走行は1周ではなく中間地点の道の駅でショートカットコースを走る約90kmに設定しました。
もし予定より早く道の駅に着いた時に1周するかしないかを話し合うという事にしました。
それとライドでは5人2グループでの走行で各グループの先導は赤カメラとろぉらさんです。
2人とも経験値が非常に高いので安心して走ることができました。

しかし序盤から止まったり進んだりを繰り返していたからかいつの間にかみんな一緒に走っていました。
予定を変更して前は赤カメラ、後ろをろぉらさんにお願いしました。

絶景とサイクリングロードの完璧な組み合わせ

今回初めて霞ヶ浦を走りましたが本当に走りやすいですね。
景色も良いし道も良い。
気絶しそうな程寒かったことを除けば最高でした。

走行速度は約20km〜22kmを予定していたので終始のんびり走ります。
しかしあまりの寒さに身体を温めるために私を含む何人かは無意味なスプリント合戦をしていました。

序盤からハイテンション野郎が1名

前もって調べてはいましたがこのコースは休憩場所が極端に少ないです。
少し道を外れればコンビニがちらほらありますがそうしなければコース上にある休憩場所は実質3箇所だけでした。

寒さに凍えながらもあっという間に30km地点の最初の休憩場所に到着します。
ここであまりの寒さのためにホッカイロを購入して必要な人達で分け分けしました。
後にこのホッカイロが大いに役立ってくれました。
足先カイロは最強ですね。

その後も順調に進みましたが途中何箇所か修繕中のために迂回をすることが多々ありその都度迷子になっていました。
1箇所に関してはみんなで仲良く道を豪快に間違え後から来たろぉらさん夫婦に盛大に笑われしまいました。

途中みきひとくんの愛車であるアレスプを久々に乗せてもらいましたがアルミフレームならではの硬さと反応の良さ、最近導入したDi2の性能の高さを存分に堪能させてもらいました。

座った状態で一気にトップスピードまで持っていける高性能なロード

みきひとくんが自撮りをしながら撮影している際に後方にいるあさちゃんにお願いしていきなり飛び出してもらいました。
どんな反応をしてくれるのか期待していましたが予想以上に驚いていてくれたので満足です。
彼の動画があがったらその驚いた顔を見るのが楽しみです。

やはり所々絶景があるのでみんなで写真を撮ったりしていました。
私もカメラはもっていませんが赤カメラが撮影してくれると言う事でさんたろうさんと一緒に写真を撮っていました。
撮影をしている際に後ろから「叔父さんと姪っ子だ」という声が聞こえました。
声の主は多分小野くんでしょう。

そんなん言われんでもわかっとるわ😒

連日の食べ過ぎで腹が完全に出ている

気づけば70km地点の道の駅たまつくりに到着しました。
ここで本休憩をとりました。
ここから見る景色もまた絶景ですね。

運良く晴天に恵まれた

サイクリストにも優しくサイクルラックが付いているので停車場所にも困りません。
昼食を各々済ませた後にろぉらさん夫婦と朧俥さんは当初の予定通り短縮したルートを走る事にしました。
3人とはここで一旦お別れです。
この日、周りが好き放題走る中ただ1人淡々と設定速度を守り走り続けた朧俥さんとはもう少しだけ一緒に走りたかったです。

左がろぉらさん、右が朧俥さん
実は朧俥さんとは日本に帰る前からずっと会いたかった

1周する6人の出発を見届けてから私も出発しました。
そこからの道も綺麗でとても走り易いコースでした。
しかし道が細い場所も多々あるので時折来る車には少しヒヤヒヤしました。
ここだけは少し注意が必要です。

実は私のガーミンはヨーロッパ仕様のため日本でのマップが全く使えない

しばらく順調に走っていましたがちょっとした問題が起きます。

この日一緒に走る事になった高校生の走行スピードが突然ガクッと落ちます。
最初は景色が綺麗だからのんびり走っているのかと思いましたが時速15kmで走り続けていても全く追いついてきません。

どうやらガス欠だったようです。
思い返してみれば序盤からずっと先頭に近い位置で走り続け抜かしてもずっと追いついてくる、更に他の面々のスプリント合戦にも何度もついていったことから体力がガンガン削れていたのでしょう。
そしてこの寒さです。

そこで知ったのが実は彼の最高走行距離が80kmだったようです。
この時既に80kmを超えていました。
私は彼の最大走行距離を知らずに今回のライドを設定していたのです。
『これは結構やばいかもしれんの』
結果としてなんとかなってくれましたがこれが今日1番危なかった場面でした。

1回目の休憩時
あさちゃんは余裕そうだ

休憩の際にある程度走力は回復したようですがやはりすぐに限界が来ます。
100kmを過ぎた後半2度目の休憩の際に赤カメラと話し合い赤カメラの後ろに彼をピッタリつけさせて走りました。
日が暮れてからは赤カメラ、みきひとくん、あさちゃん達には先に行ってもらい残りの4人は私を先頭に高校生2人、最後尾に小野君を置いて列が離れない事を最優先にして走りました。
これが功を奏して無事に最後まで走り切ることができました。

みんなで走り切った達成感は格別ですね。

今回初めての集団走行になったさんたろうさんは序盤に足を吊りかけていたものの無事最後まで走り切ることができました。
既に100km以上走ることが出来るというのは前から聞いていましたがやっぱり走り切れた姿を見てホッとしました。

途中35km以上出して走れていたから今後が楽しみだ

終盤は完全に日が暮れて真っ暗の中を走行することになりましたが無事に帰還することができて本当に良かったです。

到着するなり高校生の彼は立てなくなるくらい疲弊していたので車内で寝かせた後にみんなでそれぞれの片付けを進めました。

何はともあれ大事に至らなくて本当に良かったです。


終わりの挨拶を済ませた後はろぉらさん夫婦と朧俥さんは一足先に帰路につきました。
今回のライドのために忙しいなか来てくれた事に本当に感謝しています。

見送った後は7人で夕ご飯を食べに行きました。
みんなで走ってご飯を食べてワイワイ話すのは集団ライドの醍醐味の1つですね。
その後は各々帰路につき私達も駅へ向かいました。

大宮駅で赤カメラと別れた私とさんたろうさんは新幹線乗り場まで行ってお別れをしました。

実は今回の帰国は彼女と会うというのがメインの帰国でした。
昨年、乗鞍岳を走った際に一緒に走りたいと連絡をもらいました。
偶然休暇をとれて帰国することができたので『せっかく会えるなら最高の思い出にしてもらおうか』と私なりに色々考えて今回の計画を立てました。

今更書くのもなんですが今回のライド、私が最年長なんですよ。

若い時は年上の人に楽しませてもらっていましたが、気付けば私が若い子を楽しませるために頑張る歳になっていました。
今日のライドで楽しかったと思ってくれていれば私も頑張った甲斐があるというものです。

彼女もKEIMASA CYCLEのファンなので本当はKEIMASAに会わせてあげたかったですけどね。

無事に長野方面行きの新幹線へ乗せた後は私ものんびり帰路につきました。
ガッツリ終電を逃していたので新宿のネットカフェに泊まったんですけどね。

今回のライドは久々の日本での平地走行、そして初めての集団走行だったので得る物はかなり多かったです。


最後のライド

私がロードバイクに乗り始めてからの最初の自転車仲間である赤カメラの自転車、カレラのフィブラが今回のライドを最後に廃車になることが決まりました。
理由はフレームの寿命です。
PBPを含む約7万kmから8万kmをこの自転車で走り切ったそうです。
新車を買った、お迎えしたという話はよく聞きますが寿命まで使い切ったと言うのを聞くのは今回が初めてです。
ここまで一緒に走ることができた自転車は幸せなんじゃないかと勝手ながら思っています。
次の自転車も既に手元に届いているということなので次はその自転車と一緒に存分に走ってくれることでしょう。

写真を撮っている時、本当に満足しているように見えた
多分気のせいじゃない

終わりに

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
日本での走行は昨年度の乗鞍以来でしたが平坦のみでの走行はおそらく約6年ぶりでした。
曲がるたびに右側車線に入っていた事はおそらくバレていないでしょう(笑)
今回のライドは本当に得るものが多く満足できるものでした。

このブログを書いている際には既にドイツに戻っていますが今回のライドを思い出しながら書いていて少し感慨深いものがありました。
次回日本に帰るのは順調に行けば6月、富士ヒルクライムに参加するために帰国する予定です。
その際には愛車のローズを持ってきて本気でタイムを狙います。
お会いできる方がいればその際に会いましょう。
それでは👋

後ろ姿が完全に姪と叔父

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