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グリーンツーリズムとは?〜田舎で学び、遊び尽くそう!〜

グリーンツーリズムとは

グリーンツーリズムとは、地域の資源を活用した都市住民との交流活動のことである。

ここでいう資源とは、地域に存在するもの全てを指す。

例 自然、景色、歴史、文化、芸能、食物、農業、人など

これらは気づかなければ資源としての役割を果たさないという特異性を持ち合わせている。

元にこれら資源を資源として捉え、活動できるほど広い視野と行動力を持ち合わせている人間はごく一部に限られているのが現状だ。

話を戻して、グリーンツーリズムではどんな交流活動があるのかをみていく。

交流活動について

グリーンツーリズムを通じた交流活動の一覧は以下のとおりである。

産直での販売活動
体験活動の受付
農家レストラン・観光農園
オーナー制度実施
教育旅行の受入
インバウンド受入
参加型催し物
参加型環境保全活動


グリーンツーリズムの定義

国が指定するグリーンツーリズムの定義は、

農山漁村地域において、自然、文化、人々との交流を楽しむ題材型の余暇活動

内容を深堀りしてみていこう。

具体的に、都市住民等が農山漁村の民宿などに滞在し、森林や河川・海などの自然を舞台にしたレクリエーションや農林漁業体験、農山漁村の生活体験、伝統文化や伝統工芸の体験を楽しむ余暇活動をいう。

農林水産省では平成4年からグリーンツーリズムを推奨している。

グリーンツーリズムは日帰りを中心としたものから宿泊を通じた体験学習まで、さまざまなタイプの交流がある。

次に、グリーンツーリズムがもたらす影響と効果を見ていこう。

グリーンツーリズムの効果と期待(農山漁村)

①美しく自然豊かな農山漁村の保全
②農山漁村の地域社会の活力復興
③農山漁村の地域経済の活性化
④地域の再発見と地域資源の有効活用
⑤高齢者や女性の活躍する場の創出

農山漁村の維持と活性化を目的とし、風化を防ぐ

グリーンツーリズムの効果と期待(教育旅行:子供たちへの効果)

①農山漁村の生活や文化、産業などへの興味・関心、学習意欲の向上
②体験を通じた問題発見・解決能力の向上
③豊かな人間性の形成・社会性、コミュニケーション能力の向上

目的:子供達に異なる風土や自然、文化、農林水産業に直接触れる事で、農山漁村に親しみ・興味を持ってもらう

グリーンツーリズムの効果と期待(教育旅行:学校全体への効果)

①農山漁村の多様な教育資源の教育活動への活用
②農山漁村体験を核とした特色ある学校づくり
③多様な人々との連携・協力による、開かれた学校の実現

総合学習及び各教科との連携を図り、学習指導に取り入れる。

農山漁村はグリーンツーリズムを取り入れるべき

農山漁村は今すぐにでもグリーンツーリズムを始めるべきである。

農林水産省でも平成4年からグリーンツーリズムを提唱・推進している。

農山漁村をこれからも維持、存続させていくには住人の確保と生活環境の整備が必須だ。
そのためにも農山漁村に興味を持ってくれる人を迎え入れ、継承していく準備・活動を進めなければならない。

グリーンツーリズムのポイント(以下参照)を抑え、活動を進めていくべきである。

グリーンツーリズムのポイント(受入側)

①「何もない」と考えるのではなく、第三者の視点から自分たちの住む地域の魅力、武器を知る
②みんなで楽しくやる
③マネをする すでに取り組んでいる同様の地域の活動を真似してみる。そこからアイデアを広げるのはアリ。

このように自分たちの町には何もない…と考えていては何も始まらない。
第三者の目線になって町を見てみよう。
いかに盲目で宝の持ち腐れだったのか気づけるはずである。

その感覚を他の町民へ伝染させ、受け入れる際アピールすれば良い。

このようにグリーンツーリズムには受け入れる側受け入れられる側双方にとってメリットがある活動である。

まずは田舎について学んでもらうこと。遊びを通して知ってもらうことから始めるべきだ。

そのためにまず受入側が始めの第一歩を踏み出そう。

難しい事ではない。今、このようなグリーンツーリズムを求めている人が沢山いる。

受け入れられる側の人に農山漁村で滞在型の余暇活動を自然、文化、人々との交流を通して楽しんでもらおうではないか。

さあ、始めよう。レッツ!グリーンツーリズム!!

参照:令和2年6月8日岩手県農林水産部農業振興課・農村計画課 中山間地域の現状と活性化対策について

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