障害者向け転職エージェントに断られた話

転職エージェントという制度をご存知だろうか?
簡単に言えば、企業がやってるハロワのようなものだ。
自社が持つ求人情報に、登録者をマッチングしてくれるのがエージェントだ。
そこには面接対策、履歴書や職務経歴書の書き方、オススメの企業の紹介などのサービスが含まれている。

私が過去に利用したエージェントサービスでは担当が付いて二人三脚で頑張ってくれたのでとても助けられた思い出がある。
転職活動は基本的に孤独な上、自分のやる気をうまくコントロールしてやっていかないと病みやすいので一人じゃ不安な部分がある方にはおすすめのサービスだ。

で、そんなエージェントサービスだが今障害者向けのエージェントサービスもある。

精神障害者は特に就職活動にエネルギーを持っていかれやすい為、利用するのをお勧めしたいのだが

紹介できる案件がないのでエージェントサービスが使えませんとお断りされたことがある。
一社だけではない、二社もだ。

なぜそう言う経緯になったかと言うと、時期が悪かった。
別に季節的なものではなく、自分自身の調子が悪くなってから登録しようとした為にお断りされてしまったのだ。

私は休職しようかギリギリ悩む程調子が悪くなってから利用申し込みをしたので、エージェントに登録する時の電話面談で全てを事細かに話してしまった為、紹介できる案件がないと言われてしまった。
調子が悪い時は自社の就労移行支援に通って調子を取り戻してから再度就職活動をしてはどうかとも言われた。

だから今休職して転職や、就職活動をしようか迷ってる人に言いたい。

さきに休めと。

無理をしても良くないし、元気な時じゃないとダメなのだ。
もし転職を考えるなら本当に元気な時から動き出しておいたほうがいい。
確かにエージェントを利用しようとした時期と、調子が良くなってきた今だと視野の広さが全然違うので、私も職業訓練校に通うと言う選択肢が出てきた。

鬱の人によくあるのが貧困妄想というのがあるが、すぐ転職しなくても休職して傷病手当を貰う=少しでも生活に余裕ができるというのがあるので、悪化させる前にゆっくり休んだほうが今後の自分のためにもいいと思う。

また他にも失業保険や、障害年金などの制度もあるので利用できるものは利用したほうがいい。

ただ障害年金は手続きがなかなかややこしいので、少し元気なうちにでも情報収集だけでもしておくのをお薦めする。
鬱の状態時は頭の動きが鈍って視野が狭くなってしまうので。

もしその知識が自分に不要でも、周りに困ってる人がいるときに役立つ可能性もあるので、知っておく事はとてもいいことだと思う。

知識という武器で武装して戦えば、生きにくい人生も多少にマシになるだろうと私は考える。

求めよ、さらば与えられん!


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