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講座報告_可視化でわかる「学生が集まるイベントを作る方法」その2

6/25(水)に登壇した講座「可視化でわかる 『学生が集まるイベントを作る方法』」の報告その2です。
進行順、1背景、2私の考察①、3実験クイズ、4私の考察②のうち、今回の講座報告その2では、2私の考察①、4私の考察②をぎゅぎゅっとまとめて再編集して報告します。


1コロナ禍を経て、学生が集まらなくなったのはなぜか?

(1)消極的になった
一歩踏み出さなくなった、「No」と言いやすくなった、「参加すると、いいことがある」に警戒心高まった
(2)横目線をより気にするようになった。
自分だけが行くのを避けたい、一斉メールに反応しない
(3)「とりあえずやってみる派」が激減した
「目的なんだっけ派」と「とにかく消極的派」が増えて、誘うのにひと工夫しないと集まらなくなった

2学生が参加しない2大理由

(1)行きたくなる「魅力」不足
本当に魅力がないのは論外として、魅力の伝え方に課題があるとすると、
「参加すると(自分のために)こんな効果がある」は、参加者が勝手に思う程度ににおわすくらいがいい。
「参加すると(自分以外の誰かのために)こんな効果がある」は、思いっきり宣伝するのがいい。
https://note.com/tanto63/n/n1141d6f66c11

(2)行きたくない「カベ」有日時や場所もあるけど、最も大きいカベは「不安」。どんな不安があるのかは実験クイズで。下図は実験クイズ1問目、学生の回答結果です。

3参加を促す3つの法則

(1)直接、背中を押す
一斉メールや電子掲示板で見ているはずでも、直接話すと全く感触が違う。なぜ来てほしいかを伝えると文字通り「背中を押す」ことができる。
(2)自分のためより他人のため
「あなたのためになるよ」は「そこまで困ってないよ」になりがちで、警戒心を高めがち。一方「誰かのためになる」は、貢献したい気持ちを高めて、行動につながりやすい。
(3)来てもらう前に行く
学生に来てもらいたいなら、学生のイベントに参加してみるといい。これができていないケースが多い。信頼関係をつくって、話すことができれば、どうすれば参加したくなるかがわかってくる。

4次回予告

報告その3は、講座の裏話の予定。


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