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講座報告_可視化でわかる「学生が集まるイベントを作る方法」その4(最終回)

6/25(水)に登壇した講座「可視化でわかる 『学生が集まるイベントを作る方法』」の報告その4は、最終回、講座の裏話後編。初開催イベントの裏にあったハラハラしたり悩んだ部分とその対応の紹介。


1 学生が集まらなかったらどうしよう

結果的には前週に定員30人(うち学生が1/2超)に達したが、それまで本当にハラハラした。「学生が集まるイベントを作る方法」に学生を集められなかったら説得力がない。講座主催の担当学生スタッフに発破を掛けたものの、最初は集まりがよくなかった。それでも、学生イベントに参加したり、誰のためになるかを考えたり、来てほしい学生にアピールしていたことで、学生集めの難しさを再実感できた。同時に「参加を促す3つの法則(講座報告その2参照)」もできた。

2 「1時間」かつ「初対面」かつ「参加型」ってどうするの?

講座主催の担当学生スタッフから最初に話があったのが5月の連休明け。ちょうどnote「イマドキの大学事情」を始めたところで、記事「学生を集めたいイベントに学生が集まらない理由」への反響が大きかったのでテーマはこれにした。でも既に記事していることを話してもつまらない。加えて、学生スタッフからは「聴講だけでなく参加型とかワークを入れてほしい」と追加注文があり、実はけっこう悩んだ。「1時間」かつ「初対面」かつ「参加型」の共存は難しいからだ。暗雲立ち込めたような気がしたが、いろいろ探し回って、「多数決さん」が使えることを発見して、実験クイズで「見える化」を行うことで、雲が晴れた気がした。

3 えっ、投影できないかもしれないの?

講座当日の朝、担当学生スタッフから「機器の接続不良で投影できないかもしれない」との話があった。説明用パワーポイント、多数決さんによる実験クイズ、多数決さんの投票QRコードの3種を投影する予定だったが、「まあ、紙芝居形式でもできるし、多数決は挙手にしてもいいし、何とかするからいいよ」と回答した。この機に、多数決さんの投票QRコードは紙に変更して、かえってスムーズになった。紙芝居は保険で用意しておいたが、結果的には最後まで問題なく投影でき、紙芝居はお蔵入りとなった(下の写真)。直前のトラブルは、受け入れるのがいいですね。

あとがき

・初開催イベントの裏にあるハラハラ・ドキドキは実は大好物。がぜん、やる気が出る。このピンチの時に「なにくそ魂」が出せる人は、人集めに成功しやすいと思う。この時の熱意は、参加者側にもスタッフ側にも伝わりやすいので。
・「学生が集まるイベントを作る方法」は反響が大きく、いまだに問い合わせがある。今回でこのシリーズは終了ですが、いつかまた続編やるかも。

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