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大阪の探偵が解説!浮気調査アプリはお勧めしない理由



スマートフォンやPCでアプリを利用する事で配偶者のいる場所やLINEを覗き見できるアプリなどが存在するのをご存知でしょうか。

浮気調査アプリと称されていて、無料・有料を問わず多くのアプリが存在しますが我々探偵からするとお勧めできません。

その理由をお伝えしたいと思います。


セキュリティーアプリが浮気調査アプリとして活用されている

浮気調査アプリと言いますが実際はスマートフォンの紛失や盗難などの際スマートフォンの位置を把握するなど目的で開発されたものが浮気調査に活用されているのが現状です。

アプリによって機能は異なりますが、そのアプリをいれたスマートフォンのある場所が特定できたり、スマートフォンのアドレス帳や写真を抜き出す事ができたりするものです。

「Cerberus」というアプリはAndroidアプリですが、遠隔操作でインストールしてあるスマートフォンの位置が確認できたり、通話履歴の確認、カメラ撮影ができたりするものです。

「mSpy」というアプリはGPSによる追跡だけでなく、ネット観覧の履歴やアドレス帳の観覧、SNSや、LINEでのやり取りも観覧可能です。こちらは有料版のみですがAndroid及びiphoneでも使用可能です。

このようなアプリがあれば探偵など雇わなくても浮気の証拠が取れそうだ、と思われる方も多いと思います。

でも我々探偵からするとその様なアプリでの浮気調査はお勧めしておりません。


所有者に内緒でインストールすれば違法行為になる可能性がある

スマートフォンの所有者の許可を得ず、インストールすると、刑法168条「不正指令電磁的記録に関する罪」に問われる可能性があります。

また所有者に「盗難防止のためにオススメのアプリがある」という風に、本来の目的を隠してインストールした場合も同罪に問われる可能性があるのです。

また、同様に所有者の許可を得ずに、スマートフォンのロックを解除してインストールした場合「不正アクセス禁止法」に触れる可能性もあります。

離婚裁判なった場合、この点を相手側から指摘されると、証拠自体の有効性が問われるだけでなく、被害者であったはずのあなたが犯罪者になってしまう事だってあり得るのです。


アプリで確実な証拠が得られるとは限らない

では配偶者に「浮気調査アプリを入れても良い」と許可を得て配偶者のスマートフォンに浮気調査アプリをインストールしたとします。

その後そのアプリを使用し浮気の証拠が撮れたとします。これは証拠になり得る可能性があります。しかしそもそも浮気をするような人がそのようなアプリをインストールする事を許可するでしょうか?

また、犯罪になるかもしれないというリスクを背負いインストールしたとします。勿論そのようなアプリは殆ど画面上に表示させずにインストールが可能です。一見そのようなアプリがインストールされているのは思わないでしょう。

ですが配偶者がなにかのタイミングで設定画面からアプリ一覧を見てしまった場合、そこでしっかり浮気調査アプリの姿を発見してしまうでしょう。

そうなってしまった場合のその後のご夫婦関係は・・・悪化してしまうのは目に見えています。

そしてそうなった場合、探偵に依頼したところで警戒心が強くなり証拠収集が不可能になる場合もあります。

法的な不貞の証拠というものは「同一人物と複数回不貞の関係にある」ことを証明するものです。

浮気調査アプリで証拠を入手できたとしてもそれが調停や裁判で有効になる可能性は非常に低いのです。つまり、法的な不貞の証拠としてなり得ない事が多いのです。

調査料金を抑えて証拠を撮りたい気持ちは非常にわかるのですが、慰謝料請求や離婚を視野に入れているなら尚更、浮気の証拠を収集するプロである探偵に浮気調査を依頼し、確実に「法的に有効な」証拠を押さえ、調査報告書として纏めて貰う事をお勧め致します。

そちらのほうが最終的に安価で収まり、不倫の慰謝料もきちんと取れる事が多いのは言うまでもありません。


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