『キュレーションが必要な訳』~情報リテラシー論

長岡造形大学 横田秀珠先生 の情報リテラシー論についてレポートを兼ねてまとめていきたいと思います。
皆さんは衝動買いはしちゃうタイプですか?私は結構比較してから買うタイプです。今回は商品が多すぎて選ぶのがめんどくさかったり、疲れてしまう方にオススメな話題です。

キュレーション

最近商品を購入する際に比較検討をする人が減っているらしいです。これは先進国に多く見られる傾向で、ある程度商品のクオリティが信頼されていたり、商品が多すぎて選びきれないことが原因となっています。
そんな中キュレーターという職業が注目されています。

キュレーターとは
美術館や博物館などで、展示する作品の企画から運用まで全般を請け負う仕事。アーティストの選定から作品の借り出し交渉、展示場の構成、カタログ制作、宣伝、搬入、返却まで一切の責任を担う。日本語に訳せば学芸員なのだが、本来のキュレーターの仕事の範囲と権限はそれに比べてケタ違いに広く、かつ強力。海外にはスター化した花形キュレーターも珍しくない。 
            kotobank.jp より引用


このように元は美術館や博物館の仕事ですが、最近では物のソムリエのように、おすすめのものを選んでくれるような存在となっています。


SNSでのキュレーション

SNS上でもキュレーションのようなものがあります。例えばTiktokやYouTubeでは映画や本を要約して紹介する紹介系のインフルエンサーがいます。また、TwitterやFacebookにもハイライト機能があり、注目を集めている投稿がピックアップされて出てきたりします。

また機能面でも視聴者の興味がありそうなものを表示したりしています。YouTubeでは視聴したことのある動画に関連性が高い動画がおすすめ動画としてホーム画面に出てきます。FacebookやTwitterではいいねした投稿に関連性が高いものがよりタイムラインに出てきやすくなります。最近ではSNSに限らずショッピングアプリなど様々なアプリでそういった傾向があるように思います。その提案がガッチリハマるとつい欲しくなったりしてしまって、うまいなぁと思いますよね。

キュレーションは購買意欲が高められますが、これからの時代は広告の進化に踊らされすぎないように自分で商品を精査していく姿勢も重要かもしれませんね。

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