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な、名前とあだ名の関係

皆さんは普段、名前とあだ名どちらで呼ばれる機会が多いですか?
私は9割があだ名の人間です。

あだ名=アイデンティティ

あだ名で呼ばれることが多い理由は、
小さい頃にあだ名で呼ばれたい願望があったことが関係しています。
初めて会う人には必ずあだ名で呼んで!言っていた記憶もあります。

そのおかげもあり、あだ名で呼ばれることが当たり前になりました。
私のあだ名は苗字から発展したあだ名です。
「たむ」「たむたむ」「たむちゃん」「たむさん」「たむやん」などなど

自分で言うのもなんですが、
自分らしい合ったあだ名だと思っています。
親しみやすいあだ名だし、呼びやすいし、
あだ名=自分のアイデンティティとも思っていた時もありました。

逆に名前は、自分にはちょっとかわいすぎると思っていました。
呼ばれることに照れくささを感じてしまう時期もあって、
あえて「あだ名で呼んで!」と言っていた時も、、笑
と言ってもそれは最初だけで、慣れれば大丈夫なことに気づくわけだけども。

名前=本当にかわいいだけなのか?

あらためて、私の名前を紹介すると「優衣(ゆい)」と言います。
母がつけた名前で「優しい子になるように」名付けたと聞いています。
自分の世代だと、女の子らしい名前の代表格。

今回は自分の名前を再解釈できたらと思い、それぞれの漢字の意味を調べてみました。参考にしたのは、数年前に参加した「言葉の企画」でお世話になった阿部広太郎さんの記事です。

2つの漢字がもたらしたもの

「優」
人を表す「亻(にんべん)」を組み合わせることで、隣に人が寄り添って気持ちを和らげたり、慰め楽しませたりすることを表現して「やさしい」の意味が生まれました。
また、「気持ちを和らげる→状態が良くなる、余裕ができる」から「優れる」という意味で使うようにもなりました。

「一期一名」サイトより

にんべんと合わさった「憂」は悲しみ寄り添う表記をされていることが多かったのですが、こちらの方の解釈に惹かれたものがあったので引用します。

優の持つ「やさしい」という意味は、「憂いている人に寄り添う」という看病的なやさしさじゃなく、「おどけて舞いおどり、和ませ、楽しませる」という励まし的なやさしさなんだと、だから「秀でている」という意味も持っているんだと理解出来ました。素敵な文字だなぁ。

「衣」
「衣」は、衣服が人を包み込む様子から「やわらかい」「優しい」「おおらか」などのイメージがあります。字の中にも曲線が多いので、字全体からやわらかい雰囲気が伝わってきます。
また、「衣」は生活の基礎となる「衣・食・住」の一つでもあり、保温や怪我から身を守る効果があります。「守る」「大切にする」というイメージも連想できそうですね。人によっては「ころも」の読みから「着物」や「和」を連想する人もいるかもしれません。

「一期一名」サイトより

この2つの漢字の意味を調べて結果、気づいたことがあります。
それは、私がなりたいと思っていた姿とつながっていたということです。

実と言うと「優しい」を表す「優」に対して
ただの優しい人にはなりたくないという思いを持っていた時期があって、
その時に出会った言葉を、自分でさらに解釈して人生のテーマにしています。


名前を再解釈した結果、人生のテーマに繋がっていた。
点と点が結びついたような時間になりました。

今現在も、あだ名と名前も大事な名です。ですが名前を再解釈したことで、名前のことをもっと好きになれたような気がします。

今後も解釈が変わることもあるかもしれませんが、現時点での意味づけを
大事に過ごしていきたいと思います。

おしまい。







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