【4/15】知らない方が良いことも...
知りたくなかったって事もある。
大抵そういう事は自分にとって良くない物事だったりするけど、私は知らないくて良いことなんてないと思っていて。
末っ子だったからか親の事情の話は何も聞かされなかった幼少時代。小学校の高学年期に大好きな父が胃癌になって入院手術することさえも教えてもらえなかった。
大人の気遣いだったのだろうと今は思うけど。
その時の私は、よくある娘の父親に対しての反抗期中だった。
父の入院中はお見舞いにも行かなかった。退院してきてしばらく部屋で養生している父に声すらかけなかった。
年の離れた2人の兄に末っ子長女の私。絵を描くのが好きでちょっとお調子者の父には甘やかされ可愛がられていた記憶しかない。
そんな目に入れても痛くない娘の反抗期と自身の病が重なって、あの時の父親の心情を考えると本当に申し訳ない気持ちで居た堪れなくなり。
もしあの時、父の病気を知っていたら私は反抗期を即座に終了して父にとって良い娘になれていたのではないか。
良い娘になれていたら今も自責の念に苛まれる事もなかったのではないか。
自分にとって否定したい事は自分にとって大切な事。
知らないより怖くても本当の事を知っておくべきだと思う、後悔しない為にもね。
大好きなお父さんへ、知っておいてください。
私はあなたの良いところも悪いところも大変良く似てしまいましたよ。
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