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町役場にて思うこと

よしなしごと【気まぐれ選55】

 たまたま続けて町役場に行くことになった(町長さんへの取材でした)。
 1ヵ所は東北、もう1ヵ所は九州の小さな町。どちらも役場に着くと事務所の奥の方へと案内される。と、ここで思わぬ共通点があった。

 土足厳禁。靴を脱ぐ、スリッパに履き替える。

 ふと思い出したのが、この前の統一地方選の際の新聞記事のこと。
 「各自治体では開票作業のスピードアップの工夫を凝らし・・」という記事の中に確か、「開票にあたる職員はスリッパではなく靴を履いて・・」云々というのがあった。何のことやらと思っていたが、そういうことか。

 町役場で職員はスリッパで働く。正確にはサンダルか(多分イボイボが付いてるはず)。したがって歩き方はテキパキ&シャキシャキではなく、ペタペタ&ノロノロ。一歩進んで二歩下がる♪ こともしばしばであろう。

 行政の改革(公務員の意識改革)は、まず靴を履いて働く・・というところから始めなければならない。のでしょうねえ。
【よしなしごと0214・2007年5月22日 (火)掲載】

【よしなしごと】シリーズは『tanpoPost』に2004~2013年にかけて掲載したブログ記事です。エッセイ風のショートストーリー、パロディ、ニセ論文、小ネタ、などなど。思いつくままに書き散らした小文をランダムに【選】としてご紹介します。お付き合いいただければ幸いです。

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