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休日に 水辺を求め 隅田川 等々力渓谷 東京浴場 ” 東京そぞろ走り #2 ”

この記事は、「都内の様々な場所、特に地域の人たちの日常に根差した場所や道を走ったり歩いたりする」連載の2回目となります。今回はイベントに参加し、他の方のアテンドによって都内のあちこちを巡ります。

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2021年11月の終わりから12月初旬にかけて、私が所属するクラブの小規模なイベント3つに立て続けに参加した。その3つのイベントに共通するテーマは、偶然にも「水辺」に関わるものだった。


【その1】朝の隅田川を走り、月島でもんじゃを喰らう


11月最後の日曜日。『3月のライオン聖地巡礼&RUN』が企画された。
隅田川沿いを軽くランニングした後に、月島でもんじゃ焼きのランチを摂り、午後は街歩きがてら人気マンガ『3月のライオン』の聖地を巡るという。ランニングとB級グルメと街歩き。私の趣味に思いっきりハマる素晴らしい企画だ。さっそく参加表明をして、当日を楽しみに待った。

朝10時に水天宮に集合という連絡が入っていた。待ち合わせ時間に合わせて、私は地下鉄水天宮駅に着いた。地上に上がって肝心の水天宮の場所を調べる。『水天宮』と駅名に付いているほどだから駅の真上にあるものだと思っていたのだが、どうやらここから600mくらい先にあるようだ。

ただ今の時刻は9:59。
まあ、確実に遅刻なのだがせめて誠意のひとつでも見せようと、走って待ち合わせ場所に向かった。大通りをひたすらまっすぐに進むと、5分もしないうちに水天宮に到着した。時期的に七五三のお参りの家族連れが多い。晴れのライフイベントだけに、子どもたちも大人たちもよそ行きの装いだ。そして、一様に楽し気な表情をしている。日曜の朝早くから良い光景を目の当たりにすることができた。では、次の用事に移ろう。

いや、まだ一つ目の用事すら成し遂げていないではないか。
そういえば、待ってくれているはずのメンバーたちの姿が見当たらない。ひとまず「どちらにいらっしゃいますか?」とメッセージを送る。「トイレに行っていて、今入口に戻ってきました。」と、 F田さんから返信があった。
F田さんは地方自治体で公務員を務めながら、休日には街角に不特定多数の人たちが休息したり心地よい距離感で触れ合えるような、空間のプロデュースを精力的に行っているナイスガイだ。

私は急いで入口まで戻った。そこには、F田さんとクイーン、S吾さんの3人が集まっていた。クイーンはこのクラブ内にあるランニング部が開催するイベントで頻繁に大活躍されることから「クイーン」と呼ばれることになった才媛である。
S吾さんは、英国で言語学を学んだ後に日本に戻り、この近所に住んでいる若者だ。ちなみに、彼は自宅に包丁もないのに突然ぬか漬けを作り始め、完成したキュウリの一本漬けを糠も落とさずに頭から丸かじりするワイルドさも持ち合わせている。

これで参加者は揃ったかな? いや、主催者の姿がないではないか。
主催者のY村さんは当クラブ内にあるアニメ部の主力メンバーにして、ランニング部にも所属している。かつてオフラインイベントが活発だった頃、アニメ部の川越オフやランニング部の皇居オフなどで、ご一緒する機会が多かった。

Y村さんの行動には、とある特徴がある。東京に移住してからまだ日が浅いため、きわめて土地勘が欠如しているのだ。オフ会の待ち合わせ場所までご自宅から乗り換えが2回以上発生すると、およそ75%の確率で電車の乗り間違いが発生してしまうのだ(私調べ)。

メッセンジャーでのやり取りの結果、どうやらY村さんは1時間ほど遅れて到着するとのこと。主催者なき状況ではあるが、それでも僕らは走り始めることにした。水天宮のすぐ先、箱崎ジャンクションの下にバスターミナルがある。この中に更衣室があるとの情報を、地元民のS吾さんに教わった。ターミナル内の中ほどに服屋の試着室(鍵付き)のようなスペースが二つ並んでおり、そこで私はランニングウェアに着替えた。

「荷物をコインロッカーに預けて隅田川に向かおう」そう考えていた時、クイーンから「近くのパーキングに駐車しているので、車内に置いておいていいですよ。」と、ありがたい提案をいただき、ご厚意に甘えることにした。

荷物を預けて手ぶらになり、3分ほど歩いて隅田川沿いの遊歩道に降り立った。やや下流に永代橋が見える。

ここから上流に向かって走り適当なところで引き返し、永代橋をゴールとする予定だ。このルートはS吾さんが設定してくれたそうだ。感謝。

それではスタート!
S吾さんを先頭に、4人が縦一列になって進む。隅田川沿いの遊歩道は路面がインターロッキングで整備され、とても走りやすい。日曜の午前中、対岸からの日射しが低い角度で差し込んでくる。

川沿いはのどかだが、この辺りは日本橋からも徒歩圏である。大都会の中心に位置している。かなりの頻度で橋が架かっており、橋上はかなりの交通量だ。緩やかな川の流れに対して垂直に、せわしない経済活動の気配が感じられる。これが平日ならば、もっとコントラストが激しく感じられるのだろう。

頭上の慌ただしさに比べ、川沿いはのどかで平穏な時が流れている。
ランナーの姿も多く見受けられる。ベンチに腰かけている老人、立ち話しているおっちゃん達、遊んでいる親子連れ、犬の散歩をしている方も多い。特筆すべきは、鷹匠まで存在していたことだ。F田さんが話しかけて確認してくれたから、おそらく本物だろう。

などといろいろと周囲を観察しながら進んでいるうちに、縦列の先頭と最後尾がかなり開いてしまった。
先頭を走るは最年少のS吾さん。一切後ろを振り返ることなく快調に進んで行く。その後方を私とクイーンが追うが、クイーンが徐々に遅れていく。心配して振り返ると、そのはるか後方にF田さんの姿が豆粒のようなサイズ感で確認された。F田さんはちょいちょい立ち止まって写真を撮っているために、どんどん後方に離れてしまったようだ。

このように各自がフリーダムに、会話も私とクイーンの間以外にはほとんどなく進む、この距離感が非常に心地よい。

スタートから3㎞弱のところに架かっている橋の下を折り返し地点にして、しばしの休憩を挟み、来た道を戻ることになった。

今度は川面を左手にして、ひたすら来た道を進む。
往路では頭上に架かる橋ばかり見ていたが、復路では視線を落として進むことにした。

時刻は11時近く。遊歩道の人出もだいぶ増えてきた。

右手にそびえる土手に、永谷園のお茶漬けのオマケ的な絵画が印字されていた。

さらに進むと、隅田川名物ともいえる水上タクシーが我々を追い越していく。古くから江戸の海運の中心であった隅田川。今でも船舶の運航は他の河川に比べて多いように感じる。

その後も、左手に船着き場や屋形船などを眺めつつ進んで行く。11月末の走るにはちょうど良い肌寒さが、足取りを加速させる。

スタート地点に戻ったところで、一旦停止する。F田さん曰く「Y村さんが到着して、永代橋の下にいるそうです。」とのこと。協議の結果、一旦我々の荷物を取ってから永代橋に向かうことにした。よって、ランはここで終了となる。

急いで荷物を取り、永代橋に向かう。橋の手前で、無事にY村さんと落ち合うことができた。ひと安心。
それでは、次の目的地である月島まで徒歩で向かうことにしよう。

中央大橋を渡り、我々一行は月島に向かった。この橋も『3月のライオン』の聖地らしいので、橋上で記念写真を撮った。

道中、ここも聖地だと説明を受けたが一見何の変哲もないマルエツを撮影したりしながら進み、無事に月島に到着した。

Y村さんが予約しておいてくれた、もんじゃ屋だらけのストリートにある名店『だるま』でランチを摂った。

頼んだメニューはもちろんもんじゃ焼き!5人で2種類のもんじゃをシェアし、〆には焼きそばを頼んだ。

店員さんが卓上の鉄板を使って、手順を説明しながら調理をすべて行ってくれる。素晴らしい臨場感とシズル感。

出来上がったもんじゃは、飲食業を本業とする私が細心の注意を払って取り分けた。ついでに、焼きそばの調理も私が中心となって行った。積極的にチームに貢献する、人格者な私。

では実食。特に魚介類のボリュームと鮮度が良く感じられ、また出汁のうま味が特徴的なもんじゃで、とても美味しくいただきました。満腹。

食後は、街歩きをしながら3月のライオンの聖地巡礼を。

たいそう幅が狭い路地が縦横に存在するのが月島の特徴である。その細道を抜けながら、江戸っぽい情緒を残した月島の街並みを巡っていく。

3月のライオンで重要なシーンが繰り広げられた舞台だという、橋で小休止。

手前には昔ながらの風情ある風景、奥には近代的な高層ビルが並ぶコントラストが面白い。

私は原作を1コマも読んだことないのだが、いい街並みだと感嘆した。

などと感想を述べていると、Y村さんから「川越のオフでも、アニメを見ないで聖地巡礼に来ましたよね。」と鋭いツッコミを受けた。怠惰な参加者で、ごめんなさい。

その後はS吾さんの「なんかすごい狭い道を進んだ先に地蔵尊があるんですよ。」という話から、その場に案内してもらうことになり、

本当に人ひとり通り抜けるのがギリギリな路地を分け入っていくと、本当に地蔵尊はあった。

という感じで、イベントは平和裏に終了した。
ありふれた街歩きも色々な要素を掛け合わせることによって新たな視点や楽しみ方を発見できるという、面白いイベントだった。


【その2】等々力渓谷を散策し、尾山台でそばを食す

その翌週、12月初頭の日曜日午前中に次のイベントが開催された。
先日創刊された雑誌『モノノメ』に寄稿されていた記事『湧水東京』に影響された有志が都内の湧水地を巡る、『東京の湧水地散策』という企画だ。舞台は東京23区に存在する唯一の渓谷である、等々力渓谷。等々力へは私の自宅から東急大井町線一本でたどり着ける、いわば地元の範囲内だ。せっかくなので、自宅から待ち合わせ場所まで走ることにした。

自宅から西に向かって走りなれた路地を1㎞ほどまっすぐ進むと、環状七号線に突き当たる。横断歩道を渡り、長原の商店街に入る。日曜の朝だが、なかなか通行量が多い。通行人と接触しないように気を付けながら進む。緩やかな坂を下り商店街を走り抜けると、今度は中原街道に突き当たる。そのまま左に折れ、街道沿いをしばらく進む。緩やかな下りがまたしばらく続く。

池上線洗足池駅の手前で信号を渡り、そのまま中原街道を外れてまっすぐに進む。緩やかな上りを道なりに進むと、左手に洗足池公園の入口が現れる。家族連れを中心に賑わい、子どもたちの元気な声が響き渡る。

洗足池については前回の記事でも書いているので、詳細は省略して先に進もう。

洗足池を半周ほどして、西側に伸びている道に逸れる。交差点をひとつ越えると長い登り坂がそびえている。怯まずに進んでいく。ペースは変えずに踏み込みの力を弱めて、スタミナの浪費を避けながら上る。
上りきったところが突き当りになっている。右に折れ、次の角を左に入る。すると今度は呑川に突き当たった。ちょっとだけ右に進み、橋を渡り、川筋から逸れて、そのまま道なりに進む。また緩やかな上りが続く。上りきると目黒線奥沢駅前に出た。踏切を渡るとすぐ左に折れ、線路沿いの道を進む。斜め右に進路を変え、今度は東横線の踏切を渡る。

ここからはゴールまでひたすら直進だ。最後の上り頂点まで進むと、右手に大井町線の線路が近づいてきた。ここまで6㎞ほどしか走っていないのに、すでに東急線の4つの路線の線路に出くわした。大田品川世田谷あたりでは日常的な光景のひとつである。
このまま大井町線の線路と並走するかたちで進むと、目の前を尾山台の商店街が横切っている。そこを右に曲がり100mほど進み、尾山台駅に到着した。

尾山台駅の改札前で、走り切った充実感に満ち溢れながら深呼吸をし、待ち合わせの相手を目で探していく。
「誰もいない」
それもそのはず。ここは尾山台駅。待ち合わせはこの一駅先、等々力駅だ。まっすぐ進むべきところを、なんとなく右に曲がってしまったのだ。若い頃の仕事で尾山台駅前の店舗に行くことが多かったので、その習慣が身体に残っていたのが、つい引き寄せられてしまったようだ。私としたことが、なんたる失態… 
すでにもう一駅分を走る気力は残っておらず、おとなしく電車に揺られた。そして、待ち合わせ時間を過ぎてから等々力駅に到着した。

今日の参加メンバーは私を含めて4名の予定となっている。ランニング部のコーチ、『モノノメ』の制作にも関わっているT田さんの両名とは駅前の公衆トイレ前で落ち合うことができた。あと一人はいずこに。コーチが口を開いた。「Y村さんは電車を乗り間違えたようで、少し遅れるそうです。」
じつは、この企画もY村さんが主催なのだ。

しばらくするとY村さんが到着した。4人で等々力渓谷に向かう。駅前の成城石井の先に細道があり、そこを入るとすぐ先に、

「等々力渓谷入口」の看板を発見した。

周辺の案内図とともに、現在地と渓谷内の二か所の気温を表示しているデジタル温度計ビジョンが設置されている。どうやら、渓谷内は気温が1℃ほど低いようだ。

さっそく階段を下り、渓谷に足を踏み入れる。川の両岸に遊歩道と呼ぶには心細いような、幅が狭い通路が通っている。好天に恵まれた日曜の午前中、思いのほか渓谷内の人口密度が高い。押し合わないように気を遣いながら進んで行く。左右に目を凝らすと、そこかしこからチョロチョロと水が湧いている。

通路を横切るように、か細い水路が幾筋も通っている。

そしてその流れは、川に至る。

川の流れは緩やかで、水面は穏やかだ。

川底が容易に見渡せるくらいに、その水は透き通っている。

渓谷の頭上を、環状八号線が跨いでいる。

渓谷を進みながらも、ここは都会なのだと一瞬現実に引き戻される。

しばらく進んで、橋とは呼べないような木の板や石を踏んで川を渡る。
ちょっとした休憩所を越えて進むと、「弘法大使がうんたらかんたら」といった蘊蓄が書かれたお地蔵さんなどがあり、さらに進むと「手を清め口をすすぐ水です」と札が掛かった手水鉢を見つけた。しかし、竹筒から一滴も新鮮な水が流れていないため、口をすすぐことは憚られる。

余談だが、ここで写真を撮るのを忘れたT田さんのリクエストで、イベントの全工程終了後にわざわざここまで引き返して撮影したのが、上記の写真である。

さらに進んで、龍らしきものの口から滝が流れ落ちている岩肌を眺めながら階段を上り、

等々力不動尊に到着した。

ここで12月にしては鮮やかな紅葉に遭遇し、面食らった。

これは人手も多いはずだ。

ひとしきり紅葉を堪能し、周囲を散策してから、

ランチを摂る時間もあるので、元来た道を引き返すことにした。

等々力渓谷を出て、さっき私が走りそびれた一駅を4人で歩いた先に、お目当ての蕎麦屋があった。

食べログ3.59点を誇る、地域の名店だ。

時刻は12:00ちょうど。幸運にも空席があり、すぐ入店できた。

メニューを一読して、私はごまだれそばを注文した。

蕎麦粉の香りが鼻から抜ける。上質な手打ち蕎麦だ。ごまだれも美味。他のメンバーが頼んでいた温蕎麦も美味そうだった。次回はそちらを注文しようと心に誓った。

Y村さんたちはこの後、F田さんが主催する「北池袋で各自がお気に入りの本を通りすがりの人たちにおすすめする」という楽しそうなイベントに参加するそうだが、私には次の用事がある。残念だがここでお別れして、次の目的地に移動しよう。

【その3】西小山の東京浴場に浸かり、ドトールでお茶をする


等々力から大井町線で大岡山まで行って目黒線に乗り換え、西小山に到着した。14時からのイベントに備え、駅ナカのタリーズコーヒーでハニーミルクラテを啜る。

飲み終えると、早めに待ち合わせ場所に移動した。時間厳守な私。
待ち合わせは駅から徒歩1分のところにそびえる銭湯『東京浴場』だ。このイベントは、N中さんに主催してもらった。私服は常に和装である一方、家ではVRゴーグルを装着してサイバーパンクな世界に浸っているという、守備範囲の広い方だ。

このイベントの趣旨は、先ほど紹介した雑誌『モノノメ』を置いている書店を巡るという口実で、私が行きつけの地元の銭湯をみんなに紹介したい、というものだ。N中さんありがとうございます。

こちらのイベントも、4名の参加となった。主催者N中さんと、CよこさんにM林さんだ。Cよこさんは、twitterやfacebookでセンスある器と日々の料理を投稿している方だ。
そしてM林さんは数年前に脱サラして、群馬の山奥に移住した強者だ。今回は出張帰りのタイミングで奇跡的に東京に寄れたとのこと。今年のお盆休みに私が長野に旅行した際にはわざわざ軽井沢まで出向いていただき、一緒に街を散策した。

では、参加者が揃ったところでさっそく中に入ろう。
銭湯の中に「フロナカ書店街」という棚貸しの書店スペースがある。その一角に展開されている書店にモノノメが置かれているのだ。

l現物を確認した上で、その書店の看板代わりになっている紙がフックから外れてブラブラしているのを試行錯誤の上に直し、中に進む。

東京浴場では随時いろいろなイベントが開催されており、

この日は五十嵐園コラボのお茶風呂だった。地元のお茶屋さんと組んでいるところが、好感が持てるポイントだ。

五十嵐園のお茶も物販コーナーで販売されていた。

我々はこの後入浴するのだが、残念ながら撮影NGでお見せできるものは何一つない。特徴としてはブランデー樽を転用した水風呂があり、それを活用した温冷交互浴が最高に気持ち良いのだ。整い用の椅子が多数用意されているのも好感度アップ要因だ。

そして風呂上りには、五十嵐園のお茶が試飲できるようになっていた。

風呂上りに適切な水分補給を済ませた後は、しばし休息を取ろう。

7000冊ほどのマンガが用意されている休憩スペースでしばし寛ぐとする。

二階席に上がれるのは中学生以上に限られている。ここは大人の特権を行使して登っていく。のんびりと雑誌を読んでいるうちに、時刻は16時になった。
軽くお茶でも、とN中さんがピックアップしてくれた近所の小洒落たカフェを順番に覗いてみるが、どこも混雑していて満席だった。駅前のドトールでお茶をして解散となった。


以上が、最近私が参加した3つのイベントについてのレポートになる。

自分自身が暮らす場所やその周辺領域に、じつは魅力的な場所やモノたちが散りばめられている。そんな普段は見過ごしてまいがちな側面を発見して、新たな楽しみを見出すこと。この姿勢を持つことが、生活の豊かさにつながるのではないか?
そして、日常の風景から別の側面を切り取るためには他者の目線を頼ることも、時には大切なのではないか?

近場でのイベントに続けて参加し、私はこんなことを考えた。

おしまい



【今日の一句】

 “ 見つけたよ 季節外れの ものの芽を ”


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