見出し画像

子育てにかかるお金

わたしがパートで保育園で働いている先の正規保育士のベテラン先生との会話です。彼女には3人のお子さんがいます。共働きです。こどもたちが昼寝していて、そろそろ起きる時間かな、というころの会話です。

ほいくえんで生活するこどもの成長を半年みてきて、人間が育つことの愛おしさを強く感じたわたし。ああ、生まれ変わったら6人でも7人でもこどもがいる生活をしたい。そうね、まったく同感。でもお金がかかるのよー。ほんとほんと、なんでもお金よね。そうそう、お金がかかるのよー。

北欧の国々みたいに、大学まで全部無料にしてくれたらいいのに。それをいうなら小学校の給食も修学旅行も体操着もぜんぶ無料にしてくれたらいいのに。そうしたらお金の心配がなくなる。お金の心配がなくなれば安心できる。

そうね、でもこどもの教育とか、こどもの生活とかを考えてるから毎日自分の生活を頑張れると思う。その視点がなくなるのはちょっと違うと思う。例えば昨今幼稚園保育園無償化になったでしょう。それはちょっと違うと思ったりするのよね。

(先週参加したディベート練習会のことを思い出した。反論するとか論破するとかではなくて、異なる意見に耳を傾けること。異なる意見があるということを認知すること。自分の思考形成が表層からなりたっていることを再確認すること)

働くこと、生きること、育てること。生物ではあるけど、生物だけじゃない人間ということを考えた。

保育を志して経験を重ねたくさんの家庭とこどもと接してきたプロの保育士さんの思考は静かで豊かだ。うまく表現できないけど(なのでnote1000本ノック中)。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?