わたしたちは、頑張り過ぎているのかもしれない。

人生は一度きり!
夢を持とう!
あなたらしく、やりたいことをやる!

上記のようなとても耳障りの良い言葉たちが、現代社会には溢れている。電車の吊り広告、自己啓発本、キラキラ輝く成功者や著名人の名言など。

これらの言葉というのは、やる気にさせてくれたり、気分を高めたりしてくれる。

ただ、一度高まったやる気というのはだいたい冷めてしまいがちだ。ダイエットを継続するのが難しいように、タバコを辞めるのが難しいように、筋トレがなかなか続かないように。

そう考えると本当にわたしたちに必要なのは、こういった言葉などでは無いんじゃないかという気さえしてくる。


大切なのは「何をするべきか」という考え方を辞めて、とりあえず興味の出たものをやってみる、試してみるということではないだろうか。

わたしたちは新しく何かをするときに、効率や生産性、リスクを考えてしまう癖がある。
それ自体は自然なことであるが、あまりにもそればかりに意識が向いてしまっていては本末転倒である。

ある程度折り合いをつけながら、興味の出たものはすぐに取り掛かってみると新たな発見がたくさんあり、それが経験となって結果として人生を豊かにしてくれる。ような気がする。

あまり頑張り過ぎず、入ったことのないお店にふらっと立ち寄ってみるくらいの感覚で色々やってみるといいんじゃないかな。知らんけど。

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