僕が英語を話すようになったきっかけ


日本一周を始めて1年半経った。
各地で色んな人に出会い、友達もできた。
その中には海外出身の人もいて、彼らとは主に英語でコミュニケーションを取っている。

そこで今日は、僕が英語を話すきっかけになった1人の女の子との話を書いてみる。


大阪に滞在していた頃に会った、女の子の話。

コインランドリーで洗濯中に次の目的地など調べていたら、スラっとしたブロンド髪の女の子が入ってきた。
あとで知ったが、16歳のスロバキア人だった。

少し早口の英語で話しかけられた。何がなんだかわからなかったが、どうやら洗濯機の使い方がわからないらしい。
知ってる単語だけ言いながら、身振り手振りでなんとか教えてあげた。

そのあとは中学生レベル以下の下手くそすぎる僕の英語力でなんとか話をしながら、一緒にCoCo壱でカレーを食べたり、コンビニでアイスを食べたりした。(ちなみに彼女は雪見だいふくに相当感動してた)

それから、彼女はUSJに行きたいと言った。
ただ僕はその夜は用事があり、同行はできない。時間はもう夕方になっていた。
電車で30分ほどの距離だったが、果たして彼女はこんな異国の地で電車に乗って辿り着けるだろうか。
たぶん無理だ。

結局、USJの入り口あたりまで同行した。
笑顔で手を振る彼女を見送って、その日は帰った。




あの日ほど「英語をもっと話せたら」と思った日はない。

一緒に過ごした数時間は、もどかしさの連続だった。
相手の言ってることを全ては理解できないし、こちらも簡単な単語や文章でしか伝えられなかった。

それから、英語の勉強をyoutubeやduolingoなどのアプリで少しずつし始めた。

なるべく海外の人にも積極的に話しかけるようにして、徐々に少しずつ英語を話すようになった。


あの子に出会って1年ほど経つが、僕の英語はやっと、初対面の会話は困らない程度になったつもりだ。笑
おかげで今では海外の友達もできて、よく電話する仲の人もいる。

あの子は元気にしてるだろうか 縁があればまた会ってみたいな。

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