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エグゼクティブの「クギを刺す」技術~3つのタイプのメンバーを動かすクギ刺し~ぼくの教科書【#27】

今日の教訓

「エグゼクティブとは、自ら約束を守り、そして人に守らせる者だ」

こんな人におすすめ度☆☆☆☆☆

・リーダーとして組織を引っ張っていく必要がある人
・いろいろな「人のタイプ」を知りたい人
・エグゼクティブの考え方を知りたい人

エグゼクティブの「クギを刺す」技術はどんな本??

エグゼクティブの「クギを刺す」技術では、世の中のエグゼクティブ、すなわちチームリーダーがメンバーをどう動かしているのかを教えてくれています。

中でも、相手のタイプをみて、うまく「クギを刺す」技術はどんな場面でも大切になってくるものであり、リーダーには欠かせないワザです。

3つのタイプから、クギ刺し技術を見てみましょう。

タイプ①:自信ないタイプへのクギ刺し

自信のない、弱気な人もチームにはいるでしょう。そんな人にも、エグゼクティブはクギ刺しができなければなりません。弱気な人の特徴は、アイコンタクトが弱いことです。返事の時、提案している時、アイコンタクトが少なかったり、下を向いている人です。

そんな弱気な人へのクギ刺しは「背中を押す」ことです。

大丈夫、このまま練習していればできるよ。いままで通りできる。相手のやってきたことを肯定し、背中をおしてあげましょう。

タイプ②:攻撃的なタイプへのクギ刺し

チームに弱気な人がいれば、きっと強気で攻撃的なタイプの人もいるでしょう。攻撃的なタイプの人は、自分がなにか発言しているときよりはむしろ、自分が目立っていないときに特徴がでます。少し毒をはいてしまったり、否定っしてしまったり。

そんな攻撃的な人へのクギ刺しは「意見を聞こう」です。

とにかく意見をまず述べてもらい、足りない部分、辻褄の合わない部分を自覚してもらいます。エグゼクティブから認められたい欲も強いので、いいところは認めて、しっかり考えさせましょう。

タイプ③:狡猾的なタイプへのクギ刺し

強気な人・弱気な人だけではありません。中には、少し変わった攻撃的なタイプの人もいます。狡猾的なタイプの人はうまくその場をやり過ごそうとする傾向にあります。

そんな狡猾的な人へのクギ刺しは「オープンクエスチョン」です。

はい/いいえで答えられるクローズドクエスチョンではなく、あいてに具体的に答えさせることで、次の行動・やるべきこと・予定などしっかり立てさせます。そして「あとで確認しますね」と一言添えてやるのです。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。エグゼクティブは、個人個人によって違った釘を刺し、約束を果たさせます。もちろん、自分はどんな約束をもしっかり守っていること前提です!

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