メトロ エクソダス

 来週から通常勤務に戻るので2日に1度の出勤は今日まで。仕事をするってどんな事かを考えるいい時間だった。少数だけど本を読めたのも大きかった。ビジネス書は知識はもちろんのこと、精神的な安定や意欲向上の効果が自分にはあって、少々凹んでも奮い立たせてくれます。週末にMBさんの本が読み終わりそう。

 では本題へ。

 メトロ エクソダスは小説をもとにしたシリーズ最終章、私はシリーズ初プレイですが十分に楽しめました。話はつながっているようなので、前作をプレイすればより楽しめることでしょう。

 核戦争によって地上での生活ができなった人間は、地下での生活を余儀なくされます。放射能によって地上は汚染され、動物は変異して巨大化したりどう猛になり、人を襲うようになっています。そんな世界の中、モスクワ(ロシア)の地下に暮らす主人公アルチョムは、地上で生活している人たちがいる・地上での生活ができること信じて、時々こっそり外の様子を確認しています。
 その日アルチョムは妻アンナと一緒に外の様子を伺っていましたが、諦めた帰り道で地上を走る列車を見かけます。地上に人がいる事を知った二人は、急いで列車を追いかけますが・・・。

 ストーリーをしっかり追って楽しみたい人に向けたゲーム。難易度変更で私みたいにFPSが苦手な人でもクリアできます。移り変わる季節と美しい大自然は魅力的で、高台では景色を見渡したくなります。マルチエンディングですが、一周でお腹いっぱいになりました。(それでも2周しています)

 ゆっくりとした動作が特徴のひとつ。素早い判断や動きが苦手な人には遊びやすいと思います。ストーリーの進行に合わせてマップが変わって行きますが、オープンワールドのように探索できるマップもあります。ちょっと難しくて何度もゲームオーバーになりましたが、全体の話と登場人物たちがとても魅力的でクリアして先を見たいという気持ちでした。ゲームオーバーからの復帰ロードに時間がかかることが難点。

 このゲームは没入感が凄かった。しっかりしたストーリーに加えて制約条件よって、場所によってかなり緊張感が高まります。

 主人公は喋らないんですが、仲間たちがしっかりと話しかけてくれるので、会話している気分になります。素通りすることも可能ですが、ストーリーがしっかりしているので、仲間の話を聞いていた方が感情移入しやすくなります。

 制約条件による緊張感も没入する要素でした。
 弾数にさほど余裕がないので基本はステルス行動。見つからないように明かりを消し、物陰に隠れて敵を気絶させるか素通りさせて、こっそり進みます。
 大気汚染が激しい場所ではマスクをしますが、フィルタ持続時間があります(予備を持っていれば交換できる)。消耗品は使用度に応じて劣化していくので(敵に襲われたり泥水に浸かったり)、場所を見つけたら銃器やマスクは整備を。銃弾は拾うかクラフトして作ります。
 視界も没入要素のひとつ。基本的に表示がありません。ミニマップ、銃やアイテムの残数はバックパックを開けて確認。敵の強調表示もなく、目視確認(望遠レンズはある)で進みます。敵に気づかれそうになると音で知らせてくれる程度なので、とにかく画面に釘付けになります。

 私はゲームは一人で楽しむのが好きなので、そういう人には特にオススメです。オススメのプレイ動画はこちら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?