居場所つくりを始めて

居場所つくりを始めて、周囲の反応に対して思うことがあります。

ベクトルの向きを考えると、①真っすぐにベクトルを向けて下さる方。②向けてはくれているのですが、ジグザクで止まっている方。③ベクトルが
逆向きまたはUターンをして反対や横を向いている方の3通りあるように感じます。
 これまでに、何らかの関りがあった方で「居場所つくりに理解のある方」は、真っすぐにベクトルを向け、機会があればそこに足を運んでくれる人です。
 そこまでは関りがあったわけではないのですが、「この場所は、いったいどういう人が何をしようとしているのだろうか?」と見守っている、半信半疑で見守っている方は、地域の周辺やそれ以外でも多数派だと思います。
 色々な理由があり、その「居場所つくり」に対し、マイナスな感情や複雑な思いがある方も、決して少なくはないと思われます。
 「広報のターゲット」はベクトルがジグザグで止まっている人を中心に考えるのが良いと思います。
 特に「居場所」の周辺に住んでいる人にとって、その場所が役に立つ場であることや安心できる場であることを知ってもらうことは、とても大事なことだと思います。
 そのためには、できるだけ顔を合わせる機会を増やすことだと思います。「ザイオンス効果」という行動心理学の考えがあり、相手に繰り返し接触することによって、だんだん好感度や評価等が高まっていくという考えです。
つまり、接触回数がある程、その対象への警戒心や恐怖心が薄れ、半信半疑が消えていく問うことです。
「ザイオンス効果」は「好きか嫌いか」という感情が芽生える前の状態で有効であり、相手からの評価がマイナスとなっている場合は、何回あっても欠点ばかりが目に行ってしまうことになりかねないそうです。
 ある程度の範囲が絞れれるかと思われますが、チラシや通信などの広報を月2回くらいは、直接お会いしてお話しすることを心がけていきたいと思います。


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