晋之介

令和三年「胆嚢摘出」しました。手術前、ビビリィな僕は「胆摘経験者」の方やドクターの方の…

晋之介

令和三年「胆嚢摘出」しました。手術前、ビビリィな僕は「胆摘経験者」の方やドクターの方のブログやSNSを読みまくったことで、気持ちが随分軽くなりました。これから手術を控えている方、入院生活など…僕の経験が何方かの一助になれば幸甚に存じます。

最近の記事

術前

手術日が決まると「術前検査」がある。 血液検査、胸部レントゲンは勿論のこと、 重要なのが「PCR検査」 「陽性だったらすぐ保健所に連絡しますね」と言われる。 成る程、陽性だったら病院側も手術どころではない(→結果陰性) 次に「呼吸器機能検査」 全身麻酔の手術では、自身で呼吸ができなくなる為、 ・肺の大きさ(肺活量) ・空気の通り道(努力性肺活量) などを術前に確認しておくことが必要らしい。 全身麻酔から覚めた時の呼吸法も教えて貰った。 手術前日に入院となったが、関係各位が病室

    • 内科から外科へ

      ERCPでチューブを入れてもらったこと、 絶食で体重も落ちたことで、すこぶる体調が良い。 (こんなに調子良いのに胆嚢取らなあかんのかな?) ところが、あろうことか、 この1ヶ月の間に胆嚢は石を生産し続け、 溢れた石が総胆管に落ちていることが術前検査で判った。 ・・・。 手術が延びるのか? 内科と外科の先生が話し合い、いくつかの案を提示された。 ①再びERCP(内視鏡)で総胆管の石を掻き出す → 外科手術にて胆嚢摘出 ②外科手術にて胆管を切開し石を摘出、胆嚢摘出の同時手術 ③外

      • 早よ切って…

        腹痛も黄疸もなくなったので退院となった。 次は、外科手術(腹腔鏡下)で胆嚢摘出が待っている。 胆嚢で胆石を生産し続けているから、 元凶である胆嚢を取ってしまうのが第一選択だそうだ。 薬で石を溶かす方法もあるようだが、全部溶けたとしても、 再発率が高く現在は薦められていない。 「結石ができた時点で胆嚢としての機能は失われている」 というDrも居る。 元凶を取らない限り「根治」はないのだ。 胆嚢結石 →胆嚢摘出(腹腔鏡下又は開腹手術) 総胆管結石 →内視鏡(ERCP)→ 胆嚢摘出

        • シャワー

          約10日間、点滴と栄養補助食品と水分だけで過ごしたため約6kg体重が落ちた。 おしっこは透明薄黄色なものが勢いよく出るようになったし、 便に関しては、腸も腸壁も綺麗になったからか、 赤ちゃんがするような「それ」が出るようななった。 積年の毒気を抜かれ、綺麗な自分に生まれ変わった気分だ。 この日から、点滴が終わり「五分粥」が出るようになった。 一滴残さず、心していただいた。 食べられるって素晴らしい! 「食は命」と看護師さんが言っていたが、本当にそうである。 点滴が取れ、院内

          点滴

          令和3年の冬はとにかく寒かった。 コロナウィルスの蔓延により医療体制は逼迫、 救急患者のたらい回し「不急の手術」の先送り… 等々、連日、TVのニュースで流れている。 そんな中、2週間も置いてもらえるのは有り難いことかもしれない。 発熱の原因は「ERCPの際、出血があり、その際「膵炎」を起こした」 とのことだった。 すいえん? まぢか? 「今は安静にするしかない」 点滴は4本も繋がれている。 絶食は1週間を超えた。 「絶食」といっても、ポカリをドロっとさせたようなものが三食

          絶食

          点滴が繋がれ、その日から入院生活となった。 「絶食生活」のはじまりである。 まずは、内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)診断。 「内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)」とは、カメラ(内視鏡)を口から入れ、食道、胃を通り十二指腸まで進め、胆管に直接カテーテルを入れ、造影剤を注入しレントゲン撮影をすることで胆道の異常を詳しく調べる検査です。直接的、部分的に検査ができ、組織を採取して病理検査することも可能。 この内視鏡… 胃を通り越して、十二指腸まで行き、カメラだけではなく、

          鈍痛

          令和3年正月、オレンジ色というか、赤に近い尿が出た。 胃の上辺りに鈍痛も感じるし「これは只事ではない」と自分でも思った。 正月明け、近所のクリニックで胃カメラを飲む。 馴染みのクリニックの先生は、 「胃の中は綺麗、薬を三日分出すから様子見て」 という見立てだったが、薬を飲んでも一向によくならない。 この痛みの原因は「胃」ではなさそうだ。 それよりも、オシッコがシャーッと勢いよく出ないのが気になる。 紹介状を書いてもらい、大きな病院の泌尿器科へかかった。 尿検査を済ませると、泌