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模試でしくじった時の対処法

こんにちは、東大生のたんくです。

今回は、模試でしくじった時の対処法を紹介したい。
自分が受験生の頃、何度も悩まされた問題だ。
夏の東大実践模試で計算をミスった時は、人生終わったかのような絶望を感じていた。

しかし、模試は放っておくのも、真正面から向き合いすぎるのもよくない。
解き直しをして次に生かさないと同じ過ちを繰り返す可能性があり、真に受けるとメンタルがやられる。

とはいえ、大学に入り冷静に当時を振り返ると、どうすればよかったのか少し結論らしきものが見えてきた。
もしよければ参考にしてほしい。

結論としては、早く模試を処理して、次の試験に目を向け、努力すること。

口で言うのは簡単すぎるが、実際にやるとなると難しい。
詳しく説明したい。

まずは帰ってすぐ寝よう

取り敢えず忘れるぐらいの勢いで寝よう。
早く解き直ししなきゃとか、すぐ勉強しないととか、合理的に考えればそうだが、自分は無理だった。
忘れたいときに言い聞かせるといいことを2つ挙げておく。

模試は本番の結果とたいして関係ない
本番1週間前の模試ならまだ分かるが、3か月前などもうほぼ関係ない。これは自分の指導経験や実体験としてかなり高精度だと思っている。
大事なのは、本番当日合格レベルに達しているかどうか。

人と比較しても自分の点数は上がらない
友人と点数確認、Twitterを見る、講評を見る、これらはNGだ。
全くもって無意味。見たくなる気持ちはよくわかるが、やめておこう。

次の日は得意科目、模試で上手くいった科目をやろう

次の日すぐにフルスロットルで勉強を開始できるメンタルがあるなら、このnoteを閉じよう。

模試の次の日は大概燃え尽きていて、やる気がほぼでない。
そうした時は、得意科目から少しだけ勉強しよう。
また長い勉強生活を始める前に、少しずつ体を慣れさせるためである。

2,3日経ってから模試を見直す

解き直しをすぐにやるのは、理想的かもしれないが冷静に自分を見つめ直すのは難しい。そこで、このタイミングが丁度いいと思う。

自分のテストの講評を作るつもりで、いいところと悪かったところを挙げてみる

なぜミスったかの原因を明らかにしよう
原因をしっかり言語化すると分かりやすい。
計算ミスと言えば簡単だが、なぜ計算ミスが起こったのかしっかり説明できるだろうか?
全ての計算をミスするわけないのだから、どんな時に計算ミスをしてしまうのかを言語化できるといい。

何の力をつければいいかまで落とし込もう
原因を明らかにして終わりはもったいない。
「どうすれば次はそのミスを繰り返さずに済むか」を考える必要がある。
・古文の単語力(学校の古文単語集をやる)
・英熟語の知識(ターゲット1000をやる)
など列挙できるとよい。

次のテストまでのスケジュールをつくる

先ほど出したやるべきことを元に勉強の予定を立てよう。

ここまでくれば模試はもう完全に忘れて問題ない。
勿論悔しい思いをバネに次につなげるのもいいが、時によっては引きずってしまうときもある。
そうしたときは、とにかく視線を先に向けることが大事だ。
後ろを向いていても辛いだけで、点数が上がることはない。

大切なのは、次のテストで同じことを繰り返さないよう日々努力を積み重ねることに尽きる。

最後に

ここまで長々と書いてきたが、模試で得るべきことを得たらすぐに切り替えて先に進もうということである。
ただ、それを実際にやるのは難しい。
もし、模試やテストで結果が思わしくなかった時は、参考にしてほしい。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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