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ストリートダンスの各ジャンルの特徴&オススメは? ③その他編

前回投稿からかなり時間が空いてしまいましたが、ストリートダンスのジャンル紹介第3弾です。

今回は、上記記事で紹介していなかった以下のジャンルについて調べたので
初心者の方むけにざっくりとまとめていきたいと思います。

⑦WAACK / PUNKING

ワックダンスは腕や胸などを中心に動かして踊るもので、女性に人気の高いジャンルです。
でも男性のワックダンサーもいるし、とてもかっこいいので男女共に楽しめます!

具体的には、腕をムチのように振り回す・腕を体に巻きつける・胸を上下左右に動かすといった動きをするところが特徴的。
また、動きの中でポージングやターンなどをすることも多い踊りなので
体全体で大きくリズムをとるというよりは、スタイリッシュな印象を持つ方が多いかもしれません!(もちろん色んなダンサーさんがいますが)

音楽的な面で言うと、曲調がR&Bやラテン、サルサ調などの明るめな雰囲気の曲が用いられることが多く、華やかな印象があります。

<ポイント>
・特に女性に人気なジャンルだが、男性でもかっこいいダンス
・リズムバリエーションを楽しむというよりは、スタイリッシュで感情的・情熱的な踊りを表現できる
・特に大人数のショーケースで映えるが、ダンスバトルとしても◎。

⑧JAZZ

JAZZ とは「様々なダンスのベースとなっているダンス」と言われます。

「身体を引き上げること」や「身体の軸」を意識したバレエの動きに、ヒップホップの持つ自由な要素を取り入れたダンスが
ストリートダンスでいうところのジャズダンス、とも言われます。

柔軟性・筋力・リズム感・表現力を存分に味わうことのできるジャンルで、宝塚や劇団四季、などもJAZZに含まれます。
定義はありませんが、私たちが目にするダンスのほとんどのダンスがJAZZの要素を含んでいます。

人口で見るとジャズダンサーの大半が女性ではありますが、WAACKと同じく、男性でもめちゃくちゃかっこいいですよ!

<ポイント>
・ダンスの根幹ともいえる、HIPHOPカルチャーが生まれる前から存在する歴史のあるスタイル
・しなやかで柔軟性を活かした動きが多く、特に女性のダンサーが多い
・踊る曲はバラードからアップテンポのものまで幅広く、様々な表現ができる
・あまりバトル向けのスタイルではない。ショーケースではソロでも大人数でも◎

⑨KRUMP

最後は「怒りのダンス」ともいわれているクランプ。

犯罪発生率も高く情勢不安定なロサンゼルスのサウスセントラルの過酷な状況の中で生きる若者達が、ドラッグやギャングの道から遠ざけ
犯罪に手を染めることなく、厳しい環境を生き抜くための手段として生み出された踊りでもあります。

↓詳しくはこちらの記事を読んでみてください。

ストリートダンスの歴史の中でも比較的最近に生まれたスタイルですが、今ではEXILEなどのメジャーなアーティストも、このクランプというスタイルを得意とするダンサーが多く
非常に人気の高いジャンルです!

最近では女性のクランプダンサーも多く、更に進化を遂げています。

全く知らなかった人は、まずはオリジネーターのTight eyesのダンスを見ておきましょう!大迫力で思わずテンションが上がりますよ!!

<ポイント>
・パワー・エナジー・創造力・発想・キャラクターなど、自分のライフスタイルや生き様を思い切りぶつけ、感じたままを魅せるダンス
・とにかく力強く、迫力では他ジャンルには負けない
・少人数でバトルやセッションで踊られることが多いが、ショーケースでの幅も広くなっている


以上、ダンスジャンルの紹介第3弾でした!

色んなジャンルがあって、ダンスを始めるとしたらどのスタイルにするか迷うと思いますが
まずは直観に従って始めてみて、途中から別のスタイルにも手を出してみるのも全然ありだと思うので

とりあえずダンスの世界へ一歩踏み出してみるのはいかがでしょうか。

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