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ストリートダンスの各ジャンルの特徴&オススメは? ①オールドスクール編
投稿者:松(@matsu_wh)
みなさん、もうすぐ新年度ですね。
新大学生の中には、これからの部活・サークル選びを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
また社会人の方などでも、新年度から新たな趣味でも始めてみたい!と思っている人もいるかもしれません。
そんなあなたに、個人的におすすめしたいのは「ストリートダンス」。
ただダンスを始めるにあたって、よく聞く悩みがこちら。
・そもそもどんなダンスがあるのかわからない。
・ダンスが自分に合っているのか&どのジャンルにすればいいのかわからない。
そんなお悩みに少しでも答えるためにも、今回から3回ほどの連載で
①そもそもストリートダンスって何?
②主要な8ジャンル紹介&それぞれの魅力
③ストリートダンスはどんな人にオススメか
というテーマで書いてみたいと思います。
僕は中学校・高校ではバスケットボールをやっていましたが、大学からストリートダンスサークルに入り
社会人になった今でも趣味としてダンスを続けています。
ダンスはいい運動になるし、音楽の楽しみ方も広がるし、仲間もたくさんできて本当におすすめなので
少しでもその魅力が広まり、ダンスシーンが一層盛り上がったらいいなと思います!
ストリートダンスとは
そもそもストリートダンスとは何なのかをほんの少しだけ解説。
(僕は当時生まれてすらいないので、全て調べた情報です)
ストリートダンスの起源はアメリカにあります(※)が、西海岸では1971年から放映開始されたテレビ番組『ソウル・トレイン』をきっかけにダンスブームが生まれました。
また時を同じくして、東海岸ではヒップホップという文化が生まれます。
抗争が絶えなかったサウス・ブロンクス地方を中心に、武力ではなくダンスで戦おう!という流れから、ヒップホップの4大要素の一つとしてブレイクダンスが生まれたと言われていますね。
※更に遡ると、バレエやサルサなど、ストリートダンスと呼ばれる前からのダンススタイルからも強く影響を受けているわけですが、今回はあえて割愛します。
それからはその時代に流行した音楽に合わせて様々なダンススタイルが生まれはじめ、今ではそれが更にクロスオーバーしたりしながら
今もなお楽しみ方やスタイルが生まれ続けています。
国境やシーンを超えて多くの人に愛されるようになったストリートダンスは、テレビやSNSなどでも見ない日はないほどに発展していますが
特に昨今の日本でいえば、世界初のストリートダンスのプロリーグである「D LEAGUE(ディーリーグ)」が開催されたことも大きな話題となっています。
主要なジャンルとその特徴
そんなストリートダンスですが、前述の通り多くのスタイルが存在します。
今回はあえて大学のサークルでよく区分される名称毎に、どんなジャンルかを簡単に紹介していきます!
(ついでに、僕が個人的に好きな有名動画も貼っておきます。)
①BREAK(ブレイクダンス)
やっぱりストリートダンスといえば、最初にイメージするのはブレイクダンスでしょうか。
アクロバティックな動きが特徴的で、2024年のパリ五輪競技にも追加されたことでも大きな話題となっています。
もともと抗争を止めるために生まれた文化をルーツに持つことから、ショーケースとして披露するというよりかは、どちらかといえばサイファー(ダンサー同士で円を作り、順番に踊り合うこと)やバトルなどのシーンが大きいように感じます。
日本のチームでいうと、ブレイクダンスの世界大会「Battle Of The Year」で世界初となる3連覇を達成した「The Floorriorz」や
JAPAN DANCE DELIGHTでの4度の優勝など、数々の輝かしい成績を残している「Mortal Combat」など、世界に誇れるダンサーが数多く存在します。
男性なら一度は憧れるブレイクダンスですが、最近では女性のダンサーもたくさん活躍しているし
必ずしも大技ができなくてもかっこいいスタイルを生み出すこともできますよ!
<ポイント>
・ダイナミックな動きが一番の売り。身体的な負荷が大きいので、上手くなりたければストイックな練習が必要
・色々なスタイルがあるので、激しく動くのが苦手な人や、女性でも大丈夫
・床に手や体をつける動きが多いため、踊れる空間に制限がある(狭いとこころや床が汚いところでは踊れない)
・どちらかといえば個人で踊るか、大人数のショーケースとして魅せることが多い
②LOCK(ロックダンス)
ロッキン(ロッキング)ともいわれるこのダンスは、まさに鍵のようにピタッと止まる(LOCKする)動きが特徴的なダンス。
それ故に、複数人で踊るショーケースでは動きの揃い方がキレイで見ごたえがあります!
比較的色々な音楽に合わせて踊ることができますが、ファンクなどの明るく前向きな曲で踊られることが多いこともあり
非常にハッピーな雰囲気のダンスといえると思います。
男女とても人気が高く、あまりハードルを感じずに始められるダンスの一つですね。
<ポイント>
・緩急のある動きが特徴的で、人数問わずショーケース映えしやすい
・クール/ワイルドなスタイルもあるが、ジャンル全体としては「愉快」な印象
・他ジャンルに比べて人口も多く、仲間も増えやすそう
・ある程度定番の動きが決まっていてそれっぽくなりやすいが、奥も深い。他人と差をつけるにはある程度のハードルがある
③POP(ポップダンス)
ポッピングについては、以前記事にまとめたのでこちらをご参照ください。
端的にいうと以下の通り!
<ポイント>
・人間離れした不思議な動きが特徴的
・「音」を繊細に表現できるので、職人肌の人や地味な練習が得意な人にオススメ
・体系によって見え方は違うけど、筋肉や脂肪が少なくても十分踊れる
・サマになるまでに時間がかかる難しいジャンルだけど、他のジャンルのダンスにも応用できるスキルも多い
まとめ(ジャンルの選び方)
今日はストリートダンスの中でも初期に生まれた、いわゆる「オールドスクール」の3ジャンルについて紹介していきました。
それぞれ特徴のあるダンスですが、共通点もあるし、どれから始めても&途中で変えても楽しめると思います!
次回は別のジャンルを解説してみるので、良かったらまた読んでくださいね。
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